本記事では、ゲイリー・オールドマンのプロフィール・おすすめ3作品を解説していきます。
気楽にお楽しみください。
Enjoy.
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1.プロフィール
ゲイリー・オールドマン、1958年3月21日生まれ、イギリスのロンドン出身。
「レオン 完全版 」「フィフス・エレメント」での強烈な個性、「シド・アンド・ナンシー」でみせる繊細さなど、味のある演技が持ち味。
2018年の『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』で念願のアカデミー主演男優賞を受賞。
話題作に悪役で出演することが多いイメージのゲイリー・オールドマン。
では、ゲイリー・オールドマンのおすすめ3作品を見ていきましょう。
2.The Book of Eli
作品名 | ザ・ウォーカー |
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原題 | The Book of Eli |
監督 | アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ |
配給 | 角川映画/松竹 |
公開 | 2010年 |
ゲイリー・オールドマン「話題にされなかった珍品3選」、1つ目は「ザ・ウォーカー」です。
「ザ・ウォーカー」はデンゼル・ワシントン主演、ゲイリー・オールドマン助演、期待感を煽る取り合わせ。
デンゼル・ワシントン演じる主人公、「ザ・ウォーカー」ことイーライを中心に描いた作品。
ゲイリー・オールドマンは今回、カーネギーという悪役でございます。悪役ならおまかせゲイリー。
今作のゲイリーもなかなかのサイコっぷり。
本作のジャンルは、アクション・アドヴェンチャーにカテゴリーされる内容ですね。
「 マトリックス 」で有名なプロデューサーのジョエル・シルバーが参加しており、近未来とリアルが交錯したスリリングな映像。
荒廃したアメリカをひたすら西に向かって進むイーライ。
イーライは、戦争で何もかも失われた世界で、貴重な「その本」を手にひたすら進みます。
ゲイリー・オールドマン、めっちゃ怖い。表情がやばい。
最後の最後、まさかのオチ。
わたしはすっかり騙されました。
アレのオマージュなんですね。日本人として誇らしい気分。
ちなみにちょい役ですが、トム・ウェイツ出演してます。
道具屋でのやりとりが笑えます笑。
「 時計じかけのオレンジ 」で有名なマルコム・マクダウェルも出演してたりしてキャストだけでも楽しめる。
荒廃した世界で聴くアル・グリーンの『How can you mend a broken heart』、イーライの遠い記憶を呼び起こすようで、イーライの優しや誠実さを伺わせる素敵なシーンが印象的な映画でした。
あっという間。
3.Tinker Tailor Soldier Spy
作品名 | 裏切りのサーカス |
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原題 | Tinker Tailor Soldier Spy |
監督 | トーマス・アルフレッドソン |
配給 | GAGA |
公開 | 2011年 |
ゲイリー・オールドマン「話題にされなかった珍品3選」、2つ目は「裏切りのサーカス」です。
これめちゃ面白かった。
この作品は「話題にされなかった珍品3選」というとちょっと語弊あるかもですが。
「もっと話題になってもいいのにな」という個人的な思いから選出。
キャストも見ごたえあります。
本作のネタ元は英国ではもはやクラシック中のクラシックネタ。
原作は、ジョン・ル・カレの小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」。
コリン・ファース(シングルマン、キングスマン)
ジョン・ハート(ハリー・ポッターと賢者の石)
ベネディクト・カンバーバッチ(イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密)
など、とにかくキャストが凄い。
舞台は、第二次世界大戦後、東西冷戦下のロンドン。
イギリス秘密情報部、通称「サーカス」とソ連情報部、通称「モスクワセンター」による情報戦。
あらすじは、イギリスとソ連の二重スパイ「もぐら」を、ゲイリー・オールドマン扮する主人公のスマイリーが暴くという内容。
シリアスなスパイ映画で、ゲイリー・オールドマンの繊細さを堪能できる1本。
淡々としていてGAGA配給らしい映画です。
じわじわ引き込む人間ドラマ、人間模様が複雑でちょっと難解な映画ですが、面白い。
4.Criminal
作品名 | クリミナル 2人の記憶を持つ男 |
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原題 | Criminal |
監督 | アリエル・ヴロメン |
配給 | KADOKAWA |
公開 | 2017年 |
ゲイリー・オールドマン「話題にされなかった珍品3選」、3つ目は「クリミナル 2人の記憶を持つ男 」です。
豪華なキャストですが、なんかあんまり話題になってない?気がしています。
主人公はケヴィン・コスナー扮するジェリコ、捜査官の記憶を移植される囚人役柄。
ケヴィン・コスナーの大衆イメージを覆す凶悪なキャラ設定。
狂気のケヴィン・コスナーはなかなか興味深かった。
監督はイスラエル出身のヴロメン監督。
ゲイリー・オールドマンは捜査官役。ハマリ役笑
感情的な捜査官で、過去のゲイリー捜査官とはちょっと違った感じ。
器のちっちゃい短絡的なキャラクター。直情的なキャラ設定すぎて、おいおい!ってつっこみいれたくなるほど。聡明な感じが全くしない笑。そういうのもさすがだなーっていう、面白いです。
トミー・リー・ジョーンズが出てて、なんともいえないマッドネス感と哀愁のおじいちゃん感が入り混じって束の間の休息を作品に吹き込んでます。
マイケル・ピット(ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ)が出演しており、ストーリーの鍵を握るダッチマンというハッカーを演じます。
さらに、「プリズン・ブレイク」で愛されキャラ「スクレ」を演じた、アマウリー・ノラスコも出演。「スクレ」にしか見えないのは私的な問題でしょう笑。
大掛かりな娯楽大作といった感じで、面白い。
ラストの「ケヴィン・コスナー感」、みなさまいかがでしたか?
5.結論、善悪共に魅せれる
バットマンのゴードン警部補役や、ハリー・ポッターのシリウス・ブラック役の不器用で真面目で真っ直ぐなイメージも好きなんですが、悪いゲイリー・オールドマンを見れる『ザ・ウォーカー』は作品全体の仕掛けも含めてすごい楽しめました。
ゲイリー・オールドマンといえば、レオンやフィフス・エレメントなどにおける名悪役として数々の作品に存在感たっぷりの演技を残してきました。
ウィンストン・チャーチルを演じ依然として高い評価を得ているゲイリー・オールドマン。
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