こんにちはskです。
この記事では「ノエル・ギャラガー歴代使用ギター」をskが丁寧かつ時系列で整理してみなさまへお届けしております。
まずは「ノエルといえばセミアコ」からどうぞ!
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.ノエルといえばセミアコ
ノエル・ギャラガーといえばやはりセミアコでしょう。
特にエピフォンのセミアコ「リヴィエラ」。
近年の使用ギターに関しては記事の後半で紹介していきますね。
それと「ギター・マガジン 2021年7月号」には「ノエル使用ギター&エフェクター」の詳細がありますのでそちらもとても参考になると思います。
※「ギター・マガジン 2021年7月号」はKindle Unlimitedの無料期間でも読めますので下記も参考にしてみてくださいね。
ではつぎに、ノエル・ギャラガーの歴代ギターを見ていきましょう!
歴代使用エレクトリックギターの一覧表(使用順)
- Epiphone Riviera
- Epiphone Les Paul Standard Pro
- Gibson 1960 Les Paul
- Gibson Les Paul Custom
- Epiphone Sheraton
- Gibson Silver Florentine
- Gibson ES-355
- Gibson Flying V
- Gibson ES-345
- Rickenbacker 330
- Nash Guitars JM-63
※下記もあわせてお楽しみください。
歴代使用アコースティックギターの一覧表(使用順)
- Epiphone EJ-200
- Takamine FP-460SC
- Gibson J-150
- Martin D-28
それでは、ノエル・ギャラガーの歴代ギターを年代順に見ていきましょう!
2.1994年頃:Definitely Maybe期
まずは「オアシスの1stアルバムDefinitely Maybe」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
この時期の主な使用ギター
- Epiphone Riviera
- Epiphone Les Paul Standard Pro
- Gibson 1960 Les Paul
- Gibson Les Paul Custom
- Epiphone EJ-200
Epiphone Riviera
ノエル・ギャラガーは「Definitely Maybe」で使用していたエピフォン「リヴィエラ」。
セミアコとはセミ・アコースティックの略称。セミアコはジョン・レノンやジョージ・ハリスンなどビートルズのメンバーも愛用してきたギターで、UKロック史においてとても重要なギターでもあります。
セミアコはボディが「セミアコースティック=半分アコギ構造」なので、アコギのような温かみのあるサウンドが特徴のエレキギターです。
ノエルのリヴィエラはピックアップはがネック側ブリッジ側ともにフルサイズのハムバッカーに交換されており、テールピースもストップテイルピースへ変更されている。
2ndアルバム「Morning Glory」でもリヴィエラはメインで大活躍。
ちなみに、サイドギターのボーンヘッドも同じ仕様のリヴィエラを使用しています。
※下記がリヴィエラ。リヴィエラはルー・リードやストロークスのニックも愛用しており、ノエルのはフルサイズハムバッカーだけど標準のミニハムバッカーにも代え難い魅力あり。バーガンディカラーのボディが渋くて◎
Epiphone
1960年代初頭に誕生したEpiphone Rivieraのセミホローデザインは、ブルースの偉人であるRobben FordとOtisRush、Velvet UndergroundのLouReed、The StrokesのNick Valensiなど、あらゆるジャンルと世代のプレーヤーに人気があります。
Epiphone Les Paul Standard Pro
ノエル・ギャラガーがオアシス最初期に使用していたエピフォン「レスポール・スタンダード」。
※デビュー前のデモ制作時期に活躍したエピフォン「レスポール・スタンダード」。ヘッドデザインが特徴的。
デビューアルバム「Definitely Maybe」のレコーディングではエピフォン「レスポール・スタンダード」も活躍しました。
「Definitely Maybe」収録の人気曲「Supersonic」のMVでエピフォン「レスポール・スタンダード」を使用するノエルが確認できます。
※0:08あたりで出てきます。(再生すると0:08から始まります)
※下記がエピフォンのレスポールですね。エピフォンといえども「粘り強さ」はやはりレスポール。心地よいドライブ感はやはりハムバッカーならでは。
Epiphone
新しいレスポールスタンダードは、ギブソンからインスパイアされた伝統的な1960スタイルを踏襲。
Gibson 1960 Les Paul
ノエル・ギャラガーはデビュー後のライブでは「ギブソン・レスポール」(1960年製)も使用しています。
※このギターはジョニー・マーからノエルが譲り受けた1本。
ノエルはこの「ギブソン・レスポール」で「Live Forever」や「Slide Away」などを完成させました。
ノエルは、94年のライヴ(Glastonbury 1994)でメインギターとしてギブソンの60年製レスポールを使用しており、その姿が確認できます。
※ギブソンのレスポールは、フェンダーのストラトと並びエレキギターの2大巨頭。下記のようにギブソン・レスポールの現行モデルには、60年代レスポールの個性を踏襲したモデルがあり、ヴィンテージを意識したこだわり満載の1本に仕上がってます。
Gibson Les Paul Custom
ジョニー・マーから譲り受けた「ギブソン・レスポール」は、1994年に行われたニューキャッスル公演で事故に遭ってしまいます。
演奏中に興奮したファンがステージに上がってきて暴れたため、ノエルはこのレスポールを盾に身を守り、その拍子にレスポールのネックが折れてしまいました。
これを受けジョニー・マーは次なる1本として「レスポール・カスタム」をノエルに譲ります。
まさかのアップグレード。気前よすぎるぜ兄貴。
※しかもこれ、ザ・スミスの名作Queen is Deadで使用した1本。
「Whatever」のMVでしようしています。
※ピックガードのoasisステッカーがパンクな雰囲気でかっこいい。0:33あたりで出てきます。(再生すると0:33から始まります)
黒のレスポールカスタム、憧れます。
※「黒レスポール」格好いい。ちなみに、レッチリのジョン・フルシアンテもレスポール演奏するときは黒のカスタム。
ギブソン(GIBSON)
カスタムショップ創設時のメンバーであるトム・マーフィー氏率いる少数精鋭のクラフトマンが創り出すビンテージクローン”MurphyLabCollection”。
Epiphone EJ-200
ノエル・ギャラガーがオアシス初期の作曲やレコーディングで頻繁に使用していたのが、エピフォンのアコギEJ-200。
後にノエルは、ギブソンのJ-150を入手しアップグレードしていきますが、アコギに限らず、エレキギターや、アンプ、エフェクターなど、全てにおいて、機材にお金を掛ける前に、いい曲を書こうというスタンスがノエルにはあります。
1994年8月18日のMTV Most Wanted内で、WhateverとLive Foreverのアコースティック・セットで使用している姿が確認できます。
3.1995年頃:Morning Glory期
つぎに「オアシスの2ndアルバムMorning Glory」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
この時期の主な使用ギター
- Epiphone Riviera
- Epiphone Sheraton
- Takamine FP-460SC
Epiphone Sheraton
ノエル・ギャラガーが使用したセミアコの中でも抜群のインパクトを誇っていたのが、エピフォン・シェラトンです。
シェラトンは先述のリヴィエラの上位機種で、ヘッドデザインや、ポジションマークが豪華な意匠となっています。
ノエルのシェラトンは、ユニオンジャック柄にペイントされていました。
※ノエルのシェラトンは、ボディトップ、サイド、バックに入ったユニオンジャック柄が鮮やかで、バインディングとネックは白で統一された美しい仕上がりの1本。
ノエルのシェラトンは、2ミニハムバッカー、フレクエンサター・テイルピース使用。
このギターをイメージし、エピフォンはノエル・ギャラガーのシグネチャーモデル「Supernova」を制作しますが、「Supernova」はフルサイズのフルサイズハムバッカーを2基搭載し、ストップテールピースのため、ノエルのシェラトンとリヴィエラをミックスし、モダンにアップデートした仕様になっていました。
「Supernova」もノエルと同様のユニオンジャックカラーが存在していますが、ペイントはボディトップのみです。
※マンチェスターシティー・ブルーの「Supernova」も格好いい。
96年「Maine Road」のライヴのメインギターが、このエピフォンのシェラトン。
0:28あたりで出てきます。(再生すると0:28から始まります)
※ギブソンのセミアコももちろん素敵なんですけど、シェラトンやリヴィエラにはギブソンにはない独特の「奥ゆかしさ」があってギブソンの箱モノとは比べられない個性があると思う。ブリティッシュ・ロックとの相性も最高だし、エピフォンの箱モノギターはなんだか放っておけない存在です。
Epiphone
ヴォリュームのPUSH/PULLで各ピックアップのコイルタップ(ハムバッカー/シングルコイル)の切替が可能と実用的な仕様を備えている。
Takamine FP-460SC
非常に繊細で美しい響きのアコースティックギター、タカミネ FP-460SC。ノエルはギブソン系のアコギ以外では、タカミネのアコギを数種類愛用していました。
1996年のLate Late Show内で「Wonderwall」と「Live Forever」のアコースティック・ソロで使用している姿が確認できます。
4.1997年頃:Be Here Now期
つぎに「オアシスの3rdアルバムBe Here Now」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
この時期の主な使用ギター
- Gibson Silver Florentine
- Gibson 1960 ES-355TDSV
- Gibson ES-345
- Gibson Flying V
Gibson Silver Florentine
ちょっと変わり種ギター、ノエルがBe Here Nowツアーでサンバーストのシェラトンと並行して使用していたギブソンのレスポールシェイプのホロウボディ・ギター、Silver Florentine。
ノエルは、おそらくシェラトンよりタイトな音が欲しい時に使用していたと思われます。
Be Here NowツアーのD’You Know What I Mean?で使用しているところが確認できます。
26:45あたりで出てきます。(再生すると26:45から始まります)
Gibson 1960 ES-355TDSV
97年のBe Here Nowツアーの途中頃から、ノエル・ギャラガーのメインギターとしてシェラトンに変わって活躍するのが、ギブソンの60年代製ES-355。
ES-355はES-335の最上位機種で、ヘッドを彩るダイヤモンド・インレイや、ブロック・ポジション・マーク、ゴールド・パーツ、ヴァリトーン・スイッチや、ビグスビーを搭載した全部のせ的な1本。
ES-355は、ふくよかで粒立ちの美しいトーンを持ち、表情豊かで伴奏の要です。ノエルが求めるセミアコの究極系とも言えるサウンドではないでしょうか。
97年のライヴ(Live G-Mex, Manchester)でギブソンのES-355の姿が確認できます。ES-355はHigh Flying Birdsでも愛用していますね。
Gibson ES-345
ギブソン社が誇る名機ES-335の上位機種ES-345。ノエル・ギャラガーはES-355とES-345、両方を愛用、曲によって使い分けてます。
ノエルのES-355とES-345は、指板インレイや、テイルピースなどの見た目にも差分があります。
ES-345はES-335とES-355の中間機種に位置し、ES-345もES-355と同様にプリトーンを選択できるヴァリトーン機能を搭載し、ステレオ出力を継承しており、ES-335よりもリッチな仕様になっています。
ES-345、ES-355共にHigh Flying Birdsでも活躍していますね。
Gibson Flying V
ビィ・ヒア・ナウ収録のD’You Know What I Mean?のMVではギブソン社のフライングVを使用。楽曲の世界観にあっていてソリッドな佇まいがめちゃかっこいい。
D’You Know What I Mean?のMVでギブソン社のフライングVの姿が確認できます。MVは下記の記事に掲載中です。
5.2000年頃:Shoulder of Giants期
つぎに「オアシスの4thアルバムStanding on the Shoulder of Giants」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
この時期の主な使用ギター
- Rickenbacker 330
- Fender Paisley Telecaster
Rickenbacker 330
使ってそうで意外と使ってなかったリッケンバッカーのギター。メンバーの入れ替えを経て制作された4thアルバムで、ノエルは新生オアシスのサウンド作りに「リッケンバッカー330」を導入しました。
「リッケンバッカー330」は、Go Let It Out、Who Feels Loveなどで使用され、セミアコボディながらボディ材にメイプルを使用することでシャープなサウンドが特徴。
「リッケンバッカー330」は、シェラトンやES-355などと異なるトーンを作品にもたらしています。
Go Let It Out、Who Feels Loveのいずれも、程よく歪んだトーンで、開放感のある心地よいアレンジがかっこいいですね。
Who Feels Loveで「リッケンバッカー330」の姿が確認できます。
9:00あたりで出てきます。(再生すると9:00から始まります)
Fender Paisley Telecaster
これまたノエルらしからぬギターですが、ノエルは「フェンダー・テレキャスター」もこの時期に使用してます。
「フェンダー・テレキャスター」は、「リッケンバッカー330」と同時期に導入されたこともあり「新生オアシスとして色々やりたいことあったんだろうなー」と、勝手に察してしまう1本。
ノエルが使用した「フェンダー・テレキャスター」は、フェンダーがヒッピームーブメントの渦中である68年に製作したペイズリー柄のスペシャルな1本。
この「フェンダー・テレキャスター」は、ペイズリー柄の壁紙をボディ両面に直接貼ってあるという大胆なデザインで、ユーモアあふれるCBS以降のフェンダーが製作した傑作。
ちなみに、さきほどの「リッケンバッカー330」同様、2000年のWembley公演でその姿が確認できます。
また、2000年のWembley公演は2日間行われ、その模様を収録したライブアルバムがFamiliar to Millionsです。(7月21日のWembley公演が収録されています)
※下記ですね。
エピックソニー
2000年7月21日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたライヴの模様を収録した、初のライヴアルバム。
※「Familiar to Millions」は「Don’t Look back in Anger」「Wonderwall」など、名曲ばかりのベスト盤的セットリストなので、オアシス入門用としても非常におすすめな1枚。
Go Let It Out(Live Wembley Stadium 2000 Second Night)でテレキャスターの姿が確認できます。
9:00あたりで出てきます。(再生すると9:00から始まります)
※下記の写真は近年の1枚で、フェンダー・カスタムショップ製テレキャスターを構えるノエル。職人風情なノエルとテレキャスターって、とっても好相性だと思いませんか。
※テレキャスターデラックスも。
※下記はフェンダー現行モデルの中で、最もハイスペックな「Ultra」シリーズのテレキャスター。新開発の「Noiselessシングルコイルピックアップ」を2基搭載し「高出力と透明感」を両立した頼もしい万能テレキャスター。
Fender(フェンダー)
フェンダーのUSA製ラインナップの新しいフラッグシップとなるUltraシリーズは、プレイヤー向けのハイエンドスペックを搭載しています。
※下記のように、近年はストラトキャスターも使用していたりするノエル・ギャラガー。ラージヘッドのメイプル指板。カポ装着。
※下記はフェンダーの廉価シリーズ「スクワイヤー」のストラトキャスターで、ラージヘッドでメイプル指板。なにしろ安い。ちなみに上記で、ノエルが使用しているストラトキャスターも、ラージヘッドでメイプル指板ですが、あちらはおそらくヴィンテージのストラトキャスター。
Fender(フェンダー)
超絶低価格な重視のストラトキャスター。
※なお、下記のストラトキャスターは、先述したテレキャスターと同じ「Ultra」シリーズの1本。実用性を突き詰めた「使うための1本」に仕上がっています。
Fender(フェンダー)
独自Modern Dシェイプネックは、丁寧なエッジのロールオフ加工が施され、ボディとネックヒール部には新たなコンター加工を採用。まるで体の一部に溶け込むような快適な弾き心地を実現。
6.2002年頃:Heathen Chemistry期
つぎに「オアシスの5thアルバムHeathen Chemistry」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
Gibson J-150
ノエル・ギャラガーは2002年頃からギブソンのJ-150使用しています。
(上記のギターは兄弟機種のJ-200)
デビュー時は、エピフォン社のEJ-200を使用し名曲を量産してきました。当時からギブソンのJ-200系のサウンドが好きだったんですね。
J-150はJ-200の兄弟機種で、ネックとヘッドのバインディングがJ-150にはない分、シンプルな外観に仕上がっています。ネックジョイント部のアディダスのステッカーがノエルのJ-150である印。
2002年のミラノのMTVに出演した際にWonderwallのアコースティック・ソロで使用している姿が確認できます。
また、ノエルはこのギターをHigh Flying Birdsで、オアシス時代の曲を演奏する際に使用してます。
2015年のライヴではChampagne Supernovaで使用していました。Champagne Supernovaのノエル・ヴォーカル・バージョンもステキです。
7.2011年頃:ソロ初期
つぎに「ノエルのソロ1stアルバムNoel Gallagher’s High Flying Birds」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
Martin D-28
アコギの王様、マーチンD-28。
ノエル・ギャラガーは、ソロ活動を本格始動した2011年頃に、D-28を新品で入手。
ノエルは、オアシス時代からサウンド面も前進。オアシス時代以上に、音のディテールへのこだわりが繊細になっています。
ここにきてD-28をチョイスするというのは、作品や表現方法に求める質感やバランスが、新たなステージへと進んでいることが伺えますよね。
D-28の生々しく丹精なサウンドは、円熟味を増したノエル・ギャラガーの歌声にマッチしています。
High Flying Birdsの2作目のアルバム、Chasing Yesterdayに収録されているThe Dying of the Lightなどで、D-28が確認できます。
Martin(マーチン)
ハンク・ウィリアムズ、ビートルズ、ジョニー・キャッシュ、ニール・ヤング、ボブ・ディランなどの伝説的なミュージシャンたち定番の愛機、D-28。
8.2017年頃:Who Built the Moon?期
つぎに「ノエルの3rdアルバムWho Built The Moon?」でノエル・ギャラガーが使用したギターをチェックしていきます。
Nash Guitars JM-63
2017年あたりからノエル・ギャラガーは気持も新たに「ジャズマスター」をメインで使用しています。
ノエルが「ジャズマスター」を使いはじめた理由は「見た目の印象から変えたかった」ということみたいです。
ノエル・ギャラガーは、2017年リリース3作目のスタジオアルバムWho Built The Moon?で、新たなプロデューサーを起用します。
この采配は、サウンド面の一新を目指したためです。
そのため、新たなギターも導入されており、それがナッシュ・ギターズのJM-63なんですね。
ジャズマスターならではの、ジャキっとして切れ味のあるサウンドが、エッジの効いた「Who Built The Moon?」の作風にマッチしています。
ナッシュ・ギターズは、アメリカ・ワシントンに工房を構える家族経営のギターメーカー。
ナッシュ・ギターズは、フェンダー系モデルのレリック加工で高評価を得た同社は、ギターの組み込みや、特注のピックアップなど、サウンド面も高評価で、多くのプロギタリストが愛用しています。
ノエル・ギャラガーは同社の、ジャズ・マスターモデルのJM-63や、テレキャスターモデルのT-72DLXを愛用しています。
ノエルはJM-63を、Fort Knox、Beautiful World、She Taught Me How To Fly、Careful What You Wish Forなどで使用しています。
※下記はフェンダー製ジャズマスター。「Made in Japan」にこだわった「Traditional」シリーズの1本で、60年代のジャズマスターを再現。黒と白のコントラストがソリッド、かつ、シックで、格好いい。
Fender(フェンダー)
フローティングトレモロテイルピース付きの6サドル式ヴィンテージスタイルブリッジ、そしてTraditionalシリーズのために選定されたオリジナルピックアップはリアルで音楽的なヴィンテージトーンを奏でます。
9.ノエル・ギャラガーの弦とピック
最後に「ノエル・ギャラガーの弦とピック」をチェックしていきます。
ノエルの弦とピック
- 弦:アーニーボール2221
- ピック:Tortex0.88mm
ノエル・ギャラガーが使用している弦はアーニーボール2221
ノエル・ギャラガーが使用している弦は、「アーニーボール2221レギュラー・スリンキー(10-46)」です。アーニーボールは、ダダリオに比べ弦の張りがソフトなので、チョーキングもしやすく、ショートスケールのギターとも相性が良いですね。
アーニーボールの弦は、キース・リチャーズやエリック・クラプトンも使用していますね。
※下記の弦です。目を引く黄緑のパッケージが目印。
ERNIE BALL
Eric Clapton、Rolling Stones、Jimmy Page、AC / DC、John Petrucci、Slash、Green Dayなど、数々の伝説的なアーティストたちが愛用。
ノエル・ギャラガーが使用しているギターピックはTortex
ギターピックは「Tortex0.88mm」。定番アイテムですね。
Tortexは一流ギタリストも多く使用しているピックです。レッチリのジョン・フルシアンテも愛用してますね。ちなみに、ジョンは「Tortex0.6mm」です。
ちなみに、私は弦もピックもアマゾンで購入しています。
ご興味あれば下記もあわせてどうぞ。
» 消耗品は必ず「ポチる」ようにしている理由。
10.まとめ
ノエル・ギャラガーといえばセミアコ。
なかでも特に、ノエルが90年代に使い倒したエピフォン「リヴィエラ&シェラトン」はオアシスサウンドを象徴する重要なセミアコ。
あなたもぜひ「リヴィエラ」で「Don’t Look Back in Anger」してみてください。
※下記もあわせてお楽しみください。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
※深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
※下記もあわせてどうぞ。
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