心地よいグルーヴ感のオススメグループ何かないかな?
今回は、このようなご要望にお応えしますっ!
今回紹介するのは、現在でも現役で活躍し、ニュースクール・ヒップホップを代表するデ・ラ・ソウルです!
では、早速みていきましょう!
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
デ・ラ・ソウルのプロフィール
デ・ラ・ソウルは1987年にアメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドで結成された2MC/1DJのヒップホップグループ。
デ・ラ・ソウルは、Qティップのア・トライブ・コールド・クエスト、ジャングル・ブラザーズと同じく、ネイティブ・タンを代表するヒップホップグループで、現在も第一線で活躍しています。
*ネイティブ・タンというのは、ニュースクール・ヒップホップ時代に、同時期に活動を始めた近しいヴァイブスを持つグループが意気投合し繋がり構築した家族的コレクティブ。ニュースクール・ヒップホップの特徴は、攻撃性がないことや、対話形式のラップスタイルが主体で、愛とユーモアにあふれている。
デ・ラ・ソウルの記念すべきデビューアルバム、スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング。ファンキーで、ポップな音楽性や哲学はジャケットからも伝わってくるように、とにかくポジティブな意思にあふれている。
MC:ポス(Posdnuos)
MCのポスことケルヴィン・マーサー(Kelvin Mercer)は、1969年8月17日生まれ、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク出身です。
トム・ミッシュ「It Runs Through Me (feat. De La Soul)」で知ったという方もいるのでは。
MC:トゥルーゴイ(Trugoy The Dove)
MCのトゥルーゴイことデヴィッド・ジュード・ジョリクール(David Jude Jolicoeur)は、1968年9月21日生まれ、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク出身です。
DJ & MC:メイス(Pasemaster Mase)
DJののメイスことヴィンセント・メイソン(Vincent Mason)は、1970年3月24日生まれ、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークのブルックリン出身です。
デ・ラ・ソウルの作品と曲紹介
では、ここからはデ・ラ・ソウルの愛とユーモアにあふれたかっこいいオススメ曲を紹介していきます。
まずはデビューアルバム収録の「バディー」がオススメ
さきほど紹介した、デ・ラ・ソウルのデビューアルバムスリー・フィート・ハイ・アンド・ライジングからシングルカットされている「バディー」がオススメ。
この「バディー」は、ネイティブ・タンの主要ファミリーである、ア・トライブ・コールド・クエストのQティップと、ジャングル・ブラザーズをフィーチャリングした曲です。
バディーの言葉には性的な意味合いはなく、単に体(個)を尊重した意味合い。このへんの完成って2020年以降にも全然通用する思考だし、かなり普遍な考え方ですよね。
だからこそ、今でもトム・ミッシュなどの新進気鋭のクリエイターなどにもリスペクトされてるんだと思います。まじでかっこいいね。
ちなみに、この曲のベースラインはターナ・ガードナー「ハートビート」のサンプリング。ラリー・レヴァンのリミックス・ヴァージョンもかっこいい。
個人的なイチオシがこれ→ジェイ・ディラ・プロデュースの「ステイクス・イズ・ハイ」
個人的なイチオシオススメ曲がこの、「ステイクス・イズ・ハイ」です。
1996年にトミー・ボーイからリリースされた4thアルバム『ステイクス・イズ・ハイ』に収録されている曲で、この曲はジェイ・ディラと名乗る前のジェイ・ディーがプロデュースしています。
ミニマムでタイトかつストイックなグルーヴと、ピアノやベースのシリアスなメロディが緊張感がありめちゃくちゃかっこいいんです。
サンプリングネタは、ジェームス・ブラウン「マインド・パワー」、アーマッド・ジャマル「スワヒリランド」、ケニー・バロン「サンセット」。
ロバート・グラスパーのカバーも超かっこいい。盟友モス・デフをフィーチャーした激アツライヴをどうぞ。
2016年リリースの9thアルバム『アンド・ザ・アノニマス・ノーバディ』がどこ切ってもすごい
デ・ラ・ソウルの9thアルバムアンド・ザ・アノニマス・ノーバディが本当どこ切ってもすごいです。
デビューアルバムのスリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング以来のビルボードのラップアルバム・チャートで1位を獲得(27年ぶり!)した本作。
ゲストがすごくて、本当に楽しいアルバム。スヌープ・ドッグの参加も激震ですし、ピート・ロックやアッシャー、ジル・スコットぐらいまでなら想像できるかもしれませんが、デヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)、デーモン・アルバーン(ブラー、ゴリラズ、レッチリのフリーと組んだロケットジュース・アンド・ザ・ムーン)の参加は流石に楽しすぎてウマすぎます。
アンド・ザ・アノニマス・ノーバディのオススメ曲は3曲目の「ペイン」、5曲目の「メモリー・オブ(アス)」です。
3曲目の「ペイン」は、スヌープ・ドッグをフィーチャーした曲で、シンプルでクラシックでゆるめのトラックに、メロウなスヌープのラップが乗るグルーヴィーなGファンクサウンドが気持ちいい。
5曲目の「メモリー・オブ(アス)」は、UKシンガーのエステルとDJのピート・ロックをフィーチャーした曲で、ハスキーで芳醇なエステルのヴォーカルに、どっしりと骨太なベースラインのミニマムなトラックが超かっこいいです。
デ・ラ・ソウルの魅力
ヒップホップも時代や地域などで、様々なスタイルがありますが、デ・ラ・ソウルのマイペースなムードや、フレンドリーな音楽性は幅広く音楽ファンに受け入れられてきました。
デ・ラ・ソウルの愛とユーモアあふれるちょいゆるな心地よいグルーヴは今聴いてもかっこいいですね。
今回の作品を下記にまとめておきます。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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