ヒレル・スロヴァク完全ガイド!基本と深堀り!【レッチリの初代ギタリストのプロフィール・おすすめ曲・使用機材も紹介】

ヒレルってどんな人なのかな?
まずはヒレルの基本的なまとめ記事が読みたいな。

今回は、このようなご要望にお応えしますっ!

では早速、詳細へいきましょっ!

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6月21日(月) 22日(火)

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sk

・レッチリ好きになったキッカケは1999年のCalifornication

・中2時にテレキャスターを購入、ダフネブルー

・ジャズも好きで某ジャズ館で2年査定と作品レビューをしてました

・衣食住に関心があり2年バリスタを学んだ後、レストランへ就職

・ワイン好きが高じて独学でソムリエ資格取得、数年後都内某レストランにてシェフ・ソムリエを任されてました

・色々やってますが、このブログはレッチリ関連情報主体です!

プロフィール詳細

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  1. 1.ヒレル・スロヴァクの基本情報・プロフィール
    1. レッチリの結成メンバー、初代ギタリストがヒレル・スロヴァク
    2. ヒレル・スロヴァクが在籍していた「What Is This?」とは?
    3. 実は『マザーズ・ミルク』にもヒレルが演奏した曲がある
    4. 「アンダー・ザ・ブリッジ」に込めたアンソニーの思い
  2. 2.ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ
    1. ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ①:ジミ・ヘンドリックス
    2. ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ②:カルロス・サンタナ
    3. ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ③:レッド・ツェッペリン
    4. ヒレル・スロヴァクのギターは、枠にはまらず、色気がある
  3. 3.ヒレル・スロヴァクのかっこよさが濃縮されたオススメ曲
    1. 「ブラックアイド・ブロンド」サイケデリックなカッティング
    2. 「ファイト・ライク・ア・ブレイヴ」パワフルでワイルドなソロ
    3. 「ミー・アンド・マイ・フレンズ」パンク精神
    4. ヒレルのギターがレッチリをサイケデリックでワイルドにしている
  4. 4.ヒレル・スロヴァクのプレイスタイル
    1. 「フリーキー・スタイリー」トリッキーなギタープレイ
    2. 「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」ファンキーなギタープレイ
    3. 「ミー・アンド・マイ・フレンズ」アヴァンギャルドなギタープレイ
    4. ヒレル・スロヴァクのプレイスタイルは、枠におさまらない
  5. 5.ヒレル・スロヴァクの使用ギターやエフェクター
  6. ヒレル・スロヴァクは「レッチリ」に色気をもたらした

1.ヒレル・スロヴァクの基本情報・プロフィール

ヒレル・スロヴァクは1962年4月13日生まれ、イスラエル出身です。

レッチリの結成メンバー、初代ギタリストがヒレル・スロヴァク

ヒレル・スロヴァクと、ボーカルのアンソニー・キーディス、ベースのフリー、ドラムのジャック・アイアンズは高校時代の友人で、特に仲のいい気心知れた遊び仲間でした。

その仲良し4人が結成したバンドが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの基礎になりました。

ヒレル・スロヴァクはレッチリの結成メンバーであり、初代ギタリストです。ところが、バンドを掛け持ちしていたヒレル・スロヴァクは、レッチリではなく、「What Is This?」に本腰を入れるべく、一度レッチリを離れてしまいます。そのため、レッチリの1stアルバムのレコーディングには参加していません。

それでも、アンソニーとフリーの熱心な説得は続き、その甲斐もありレッチリに復帰したのが、2ndアルバムからのことです。

しかし、ヒレル・スロヴァクは、ドラッグの過剰摂取により1988年26歳の若さでこの世を去ります。レッチリに2枚のスタジオアルバムを残し、急逝したヒレル・スロヴァクの創造力豊かな作風や、音楽に対する真摯な姿勢は、多くのギタリストへ影響を与え続けています。

Hillel Slovak In Europe By Storm February 1988
Hillel Slovak In Europe By Storm February 1988

ヒレル・スロヴァクが在籍していた「What Is This?」とは?

ヒレル・スロヴァクがレッチリと同時期に在籍していた「What Is This?」は、1980年から1986年の6年間活動していたニューウェーヴよりの楽曲が特徴のロサンゼルスのバンドです。この「What Is This?」に、レッチリの結成メンバーである、ヒレル・スロヴァクとドラムのジャック・アイアンズが在籍しており、「What Is This?」での活動をヒレルとジャックが優先したため、レッチリの1stアルバムにヒレルもジャックも参加していないというわけです。

ちなみに「What Is This?」のボーカル、アラン・ヨハネスは、「What Is This?」の活動の後、オルタナティブロック界隈では有名なプロデューサー兼レコーディングエンジニアとして活躍、デイヴ・グルールの「Them Crooked Vultures」や、「P.J.ハーヴェイ」「Arctic Monkeys」「吉井和哉」などの作品での活動や、自身のソロ作品作りなどの活動を行っています。

この「What Is This?」の“Flow”を聴く限り、ヒレル・スロヴァクらしいギターが重要な役割を果たしており、レッチリにおけるヒレル・スロヴァクの存在感同様に、「What Is This?」においても存在感溢れるユニークな感性は発揮されています。

80's band: What is This–Mind My Have Still I
80’s band: What is This–Mind My Have Still I

実は『マザーズ・ミルク』にもヒレルが演奏した曲がある

レッチリの4thアルバム『マザーズ・ミルク』レコーディングは1988年11月に開始され、同年の6月にヒレル・スロヴァクは他界、ヒレルを失ったレッチリは、オーディションによりジョン・フルシアンテを新ギタリストに採用しました。

本作のジミ・ヘンドリックス・カバーである“Fire”は、生前のヒレル・スロヴァクが演奏したテイクが収録されています。

また、アルバムの裏ジャケには、ヒレル・スロヴァクが生前に描いた絵画がプリントされています。

その絵画の下には「This album is dedicated to the memory of Hillel Slovak(このアルバムをヒレル・スロヴァクに捧げる)」というメッセージがアンソニーの筆跡で添えられています。

結成メンバーであり、親友だったヒレル・スロヴァク。

喪失感、寂寥感、言葉にならない感情が彼らにはあったことでしょう。しかし、ヒレル・スロヴァクの死が彼らを次なるステージへ進ませました。だから、現在もヒレル・スロヴァクに敬意を払い、常に前向きに生きるレッチリ。

Fire (Remastered)
Fire (Remastered)

「アンダー・ザ・ブリッジ」に込めたアンソニーの思い

1991年リリースのレッチリの5thアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』収録の「アンダー・ザ・ブリッジ」は、メロウなレッチリを代表する人気曲。

この楽曲の歌詞は、アンソニー・キーディスの実体験に基づく内容で、繊細な感情表現という今までにないイメージを与える楽曲になりました。

結成メンバーであり親友であるアンソニー、フリー、ジャック・アイアンズにとってヒレル・スロヴァクの死はあまりにショッキングな出来事でした。アンソニー自身も抱えるドラッグの苦しみ、ヒレルが他界したことで現実味を帯びたドラッグの恐ろしさ。全てを乗り越えて、今があるというレッチリのストーリー。

「アンダー・ザ・ブリッジ」で、繊細な心理描写を美しいリリックで歌い上げたアンソニー。

「アンダー・ザ・ブリッジ」で描かれる切なく力強い歌詞が、レッチリを更に大きく、そして多くの人達から共感されるバンドへと進めました。

Red Hot Chili Peppers – Under The Bridge [Official Music Video]
Red Hot Chili Peppers – Under The Bridge [Official Music Video]

2.ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ

続いて、ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツについて見ていきましょう。

ヒレル・スロヴァクが特に強く影響を受けた3つの要素がこちらです。

  • ジミ・ヘンドリックス
  • サンタナ
  • レッド・ツェッペリン

それでは、それぞれ動画で特徴的な楽曲をクローズアップしていきましょう。

ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ①:ジミ・ヘンドリックス

ヒレル・スロヴァクのトリッキーかつサイケデリックなサウンドに、絶大な影響を与えたのはジミ・ヘンドリックスです。

ファンキーなグルーヴでありながら、トリッキーに動き回るジミ・ヘンドリックスのギターは、70s以降のあらゆるミュージシャンに影響を与え続けています。

プロデュースで関わったジョージ・クリントン率いるファンカデリックやパーラメントなどの影響も強いレッチリですが、芸術性においてジミ・ヘンドリックスの存在は相当大きな要素になっていると思います。

ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ②:カルロス・サンタナ

70sロックの中でもラテングルーヴを基調としたエモーショナルなギターで独自の世界観を構築したカルロス・サンタナ。ブラックミュージックをルーツとしたジミ・ヘンドリックスとはまた違った、情熱的で色気のある洗練されたギターサウンドです。

ヒレル・スロヴァクのギターが、ただエネルギッシュで汗臭いギターサウンドにならない裏側にはサンタナの都会的な洗練された感性の影響があると思われます。

ヒレル・スロヴァクの音楽ルーツ③:レッド・ツェッペリン

70sロックも様々なスタイルのロックが存在します。ここで紹介するレッド・ツェッペリンはイギリスのハードロックを代表するバンドです。

先ほどの、ジミ・ヘンドリックスやカルロス・サンタナともまたひと味違う芸術性をもったバンドです。レッド・ツェッペリンのギタリストである、ジミー・ペイジのギタースタイルは、枠にとらわれない奔放さと、アヴァンギャルドな美しさを表現します。

ヒレル・スロヴァクのギターは、枠にはまらず、色気がある

ジミ・ヘンドリックス、カルロス・サンタナ、ジミー・ペイジに共通しているのは、同じことを繰り返さないことを信条とするような枠にはまらないスタイルと、それぞれに特有の色気のるスタイルを確立しているところ。

それらをヒレル・スロヴァクは、ヒレル・スロヴァクらしいスタイルの中で影響を受けながら独自に昇華して唯一のスタイルとして確立しています。

3.ヒレル・スロヴァクのかっこよさが濃縮されたオススメ曲

5年間という短い活動期間だったヒレル・スロヴァク。ここでは初期レッチリを象徴するヒレル・スロヴァクの名演を紹介していきます。

ちなみにヒレル・スロヴァクのギターサウンドは次のような特徴があります。

  • サイケデリックなカッティング
  • パワフルでワイルドなソロ
  • パンク精神

「ブラックアイド・ブロンド」サイケデリックなカッティング

ヒレル・スロヴァクのオススメ1曲目!

1985年リリースのレッチリの2ndアルバムから、「ブラックアイド・ブロンド」です!アルバムリリース以降ライブでも長い間人気曲となっている「ブラックアイド・ブロンド」の重要な要素が、ヒレル・スロヴァクのカッティングギターです。

ジョン・フルシアンテもライブで演奏しています。

Blackeyed Blonde (Remastered)
Blackeyed Blonde (Remastered)

「ファイト・ライク・ア・ブレイヴ」パワフルでワイルドなソロ

ヒレル・スロヴァクのオススメ2曲目!

「ファイト・ライク・ア・ブレイヴ」のシンプルでワイルドなギターフレーズは、ラウドな側面を全面的に押し出し力強い楽曲の個性を際立たせています。

80sロックの中でも、パンクス的なアナーキーさを感じさせるMVが、レッチリが醸しだす独特の色気とアカデミックな側面が垣間見れます。

「ミー・アンド・マイ・フレンズ」パンク精神

ヒレル・スロヴァクのオススメ3曲目!

こちらは3rdアルバムから、ライブで大人気の「ミー・アンド・マイ・フレンズ」です!エネルギッシュなヒレル・スロヴァクのギターと、アグレッシブなフリーのベースが初期レッチリのパンキッシュな演奏を象徴するような楽曲です。

ヒレルのギターがレッチリをサイケデリックでワイルドにしている

以上のように、ヒレル・スロヴァクのギターは、粘り気と切れ味鋭いファンキーフレーズワイルドな力強さパンク精神あふれる潔さが特徴的です。

ヒレル・スロヴァクは器用だからこそ何でもこなせてしまう、駆け出し時期なのでプロデューサーからの要求も多かったと思われ、ストレスもかなり多くあったのではないでしょうか。

4.ヒレル・スロヴァクのプレイスタイル

次に、ヒレル・スロヴァクのプレイスタイルについてご紹介します。

ヒレル・スロヴァクのプレイスタイルは次のような特徴があります。

  • トリッキーなギタープレイ
  • ファンキーなギタープレイ
  • アヴァンギャルドなギタープレイ

では以上の特徴をそれぞれ楽曲を聴きながら、クローズアップしてみましょう。

「フリーキー・スタイリー」トリッキーなギタープレイ

ヒレル・スロヴァクは、サイケデリックでトリッキーなプレイを多くの楽曲に残しています。ヒレル・スロヴァクが使用しているフェンダー社のストラトキャスターというギターには、音程を上下できるアームが付いており、このアームを使ったプレイもヒレル・スロヴァクの特徴となっています。

浮遊感のあるトリッキーでサイケデリックなサウンドメイクにはストラトキャスターを使ったアームプレイが欠かせないです!

Freaky Styley (Remastered)
Freaky Styley (Remastered)

「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」ファンキーなギタープレイ

「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」で聴けるようなカッティングギターは、ヒレル・スロヴァクのファンキーギターの特徴的なプレイです。

アグレッシブに動きながらも、シンプルでファンキーなカッティグプレイはジョン・フルシアンテにも継承されていくレッチリのシグネチャーサウンドです。

ちなみにこの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、ボブ・ディランのカバーです。原曲はカントリー調のボブ・ディランらしいフォーキーなブルースですが、レッチリの解釈が入ることで全く新しい価値観を生み出しています。

こちらが、ボブ・ディランによる「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」の原曲です。

Bob Dylan – Subterranean Homesick Blues (alternate music video) (Digital Video)
Bob Dylan – Subterranean Homesick Blues (alternate music video) (Digital Video)

「ミー・アンド・マイ・フレンズ」アヴァンギャルドなギタープレイ

さきほどもご紹介したパンク精神溢れるこの曲。後任のギタリストになってもライブで演奏され続けているこの「ミー・アンド・マイ・フレンズ」での、ヒレル・スロヴァクによるギターソロは、サイケデリックに彩られたジェッティーなサウンドで、いわゆるギターソロというよりは、現代アートとも言える鮮やかでアヴァンギャルドな演奏です。

さきほどご紹介したライブバージョンのソロにも是非注目してみてください。

ギターソロ自体が全体的に多くはない初期レッチリサウンドにおいて、ヒレル・スロヴァクは極めてアーティスティックでサイケデリックなギターソロを厳選して演奏しています。

ありきたりの枠にはまったサウンドメイクとは無縁で、力任せにならない創造力豊かなヒレル・スロヴァクの世界観は、アヴァンギャルドでオリジナリティに溢れていてかっこいいです!

ヒレル・スロヴァクのプレイスタイルは、枠におさまらない

以上のように、ヒレル・スロヴァクのプレイスタイルは、トリッキーで、ファンキーで、アヴァンギャルドです。

5.ヒレル・スロヴァクの使用ギターやエフェクター

ヒレルが愛用したフェンダーのストラトや、ワウやファズなどのエフェクター、メインのアンプなど、ヒレルの愛用機材を紹介します。

ヒレルのメインギター

  • Fender Startocaster(59Body – 68Neck)
  • Gibson Les Paul Standard

ヒレルの使用エフェクター

  • BOSS OD-1
  • Univox Super Fuzz
  • BOSS CE-2

ヒレルの歴代機材は「ヒレル・スロヴァク使用機材まとめ!ギター・エフェクター・アンプ完全ガイド!【レッチリの初代ギタリスト】」にまとめました!

ヒレル・スロヴァクは「レッチリ」に色気をもたらした

ヒレル・スロヴァクは、繊細で鋭い感受性をもったギタリストです。

レッチリのメンバー全員に当てはまる要素ですが、ワイルドで破天荒な見た目のイメージと、繊細で鋭い感受性豊かな表現力とのギャップは、人々を惹きつけて止みません。

アンソニー・キーディスが過去のインタビューでも言っていたように、「ヒレル・スロヴァクの代わりがいない」、という発言は、単に演奏技術に関することではないことは想像に容易いですよね。

レッチリというバンドは、技術よりも、アンソニー・キーディスとフリーが描きたい世界観にマッチしているか、彼らが共感できる人間かどうかを最も重視しています。だからこそ、同じ時間を過ごし楽しみ、心を許しあったヒレル・スロヴァクの存在は「代わりがいない」のですね。

私はヒレル・スロヴァクの情熱的なのに冷静で、なおかつ繊細で鋭い感受性に支えられた芸術性の高いファンクミュージックが大好きです。

記事が参考になりましたら幸いです!

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