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148本記事の参照元:Resident Adviser「Trickfinger: 解き放つ」
なお、Trickfingerの楽曲関連は下記の記事もあわせてお楽しみいただけたらと思います。
それでは早速チェックしていきましょう。
※ギター・マガジン最新号
ジョン・フルシアンテの新定番ペダル
ジョン・フルシアンテは新作Unlimited Loveのレコーディングで、MXRから提供された多くのペダルエフェクターを新たに採用しています。
中でもファズ「M236」、ディストーション「M78」、リバーブ「M300」はUnlimited Loveの各楽曲のサウンドメイクに大きな影響をもたらす重要なエフェクターとして「新たなレッチリサウンドを表現するジョン・フルシアンテの新定番ペダル」となること間違いなしですので、今のうちにチェックしておきましょう!
・ファズ
・ディストーション
・オーバードライブ
・リバーブ
※詳しくは下記の記事もどうぞ!
※ジョン・フルシアンテ最新情報
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.Trickfingerの機材
ジョン・フルシアンテが「ele-king」の独占インタビューに応えていたように、ジョン・フルシアンテはTrickfingerの制作に、ローランドのリズムマシンを中心とした「アシッドハウス制作の定番ツール」を使用しています。
EMT 250、ARP 2500、Doepfer Modular Synthesizer, Roland MC4、Roland 202, 303_, 606, 707, 727, 808, 909も使った。Yamaha R8, Monomachineも使ったね。Machinedrumはたしか使ってなかったと思う。それ以外はあまり使わなかったから、けっこうベーシックなセットアップだった。
出典:ele-king
ジョン・フルシアンテ名義やレッチリでの制作で使用しているギターや機材選びに関しても基本的に「定番アイテム」を選ぶ傾向で、Trickfingerでもやはり基本理念は同様の姿勢で制作に挑んでいるようです。
「オリジナル=ヴィンテージ」を中心としたセレクトとなっており、アルバム「Trickfinger」と「Trickfinger II」に関しては一切PCも使用していないとのことなので、極めて原始的なエレクトロニックミュージックの作法で制作されていることになります。
とはいえ、そこはジョン・フルシアンテ。PC不使用にも関わらず、緻密に計算された複雑なプログラムを「複数の機材を同期させる」ことで「一斉に」レコーディングしているという驚異的な偉業を成し遂げています。
なお、2014年以降のTrickfinger制作は、複数のリズムマシン、複数のシーケンサー、複数のシンセサイザーを「PCでコントロール」しており、そうすることで今まで以上に更に踏み込んだ「表現」を可能にしているという。
創作活動に注がれる驚異的な集中力は、ジョン・フルシアンテ名義であれ、レッチリ名義であれ、Trickfinger名義であれ変わらず。
また、下記の写真からもわかるように、Trickfingerの制作にギターは原則使用されていません。
ジョン・フルシアンテの自宅スタジオ
※ジョン・フルシアンテの自宅スタジオ:全体
※ジョン・フルシアンテの自宅スタジオ:シンセ&モジュール
以下に「Trickfingerでジョン・フルシアンテが使用した主な機材」をまとめておきます。
Trickfingerでジョン・フルシアンテが使用した主な機材
- ARP 2500
- Roland TR-808
- Roland MC4 MicroComposer
- Roland TR-303 Bass Line
- Roland TR-606 Drumatix
- Roland SH-101
- Roland TR-909
- Roland MC-202 MicroComposer
- Roland TR-707
- Roland TR-727
- Doepfer A-100
- Elektron Machinedrum
- Elektron Monomachine
※Elektron Machinedrumはアルバム「Trickfinger」では使用していないとのことですが、ジョンの自宅スタジオにセットされているので掲載しておきます。
ではつぎに、上記機材をそれぞれ参考動画を見ながらざっくりチェックしていきましょう。
2.Arp: ARP 2500
ARP 2500はアメリカの電子楽器メーカーArp(アープ)のアナログシンセサイザーです。
※下記の写真でジョン・フルシアンテの背後に写っている機材がARP 2500。
ARP 2500の製造は1970年〜
ARP 2500は1970年に誕生し、1981年まで製造されていました。
ArpはMoog(モーグ)の後発メーカーながら、Moogのライバルメーカーとなり、多くのミュージシャンに支持されてきている。
ARP2500参考動画
3.Roland: TR-808
TR-808はローランドのリズムマシンです。
通称「ヤオヤ」で知られる伝説的銘機。
TR-808の製造は1980年〜
TR-808は1980年に誕生。
1980年〜1983年まで製造されていました。
TR-808参考動画
4.Roland: MC4 MicroComposer
MC4はローランドのデジタルシーケンサーです。
MC4の製造は1981年〜
MC4は1981年に誕生しました。
MC4参考動画①
MC4参考動画②
まさに「打ち込み」。気が遠くなるような作業ですが、シーケンサーの基本を知るのには良い機会ですね。
5.Roland: TB-303 Bass Line
TB-303はローランドのベースシンセです。
TB-303の製造は1981年〜
TB-303も1981年に誕生。
1981年〜1984年まで製造されていました。
TB-303参考動画
6.Roland: TR-606 Drumatix
TR-606はローランドのリズムマシンで、先述したTR-808の弟分的存在。
TR-808の「廉価モデル」として後発されました。
TR-606の製造は1981年〜
TR-606はTB-303の相方として同じく1981年に誕生。
1981年〜1984年まで製造されていました。
TR-606参考動画
7.Roland: SH-101
SH-101はローランドのソフトウェア・シンセサイザーです。
SH-101の製造は1982年〜
SH-101は1982年に誕生。
1982年〜1986年まで製造されていました。
SH-101参考動画
8.Roland: TR-909
TR-909はローランドのリズムマシンで、銘機TR-808の後継機種になります。
TR-909は下記のとおり、Trickfinger制作におけるジョン・フルシアンテのメイン機材として活躍しました。
あまりにもマシンを集めすぎて、飼ってる猫たちがこっちに来れなくなった時があったね。向こうでにゃあにゃあ鳴いてるんだ。猫たちが通れるちょっとしたスペースを作らないといけなかった。アルバムはCD書き込み機に直接録音した。パソコンはなしだ。909をマスターにして、他のマシンはすべてスレイヴとして使用した。
出典:Resident Advisor
TR-909の製造は1983年〜
TR-909は1983年に誕生。
1983年〜1985年まで製造されていました。
※ジョン・フルシアンテの自宅スタジオに鎮座するリズムマシン。上から2段目の右端がTR-909。下段にはマーシャルのシルバジュビリーのアンプヘッドの姿も。
TR-909参考動画
※Jeff Mills and the Roland TR-909
9.Roland: MC-202 MicroComposer
MC-202はローランドのデジタルシーケンサーです。
MC-202の製造は1983年〜
MC-202もTR-909と同じく1983年に誕生。
1983年〜1985年まで製造されていました。
MC-202参考動画
アルバム「Trickfinger」制作時(2007年)は2台だったMC-202、下記のとお2014年には6台になり、その進化の過程は2ndEP「Look Down, See Us」や、3rdアルバム「She Smiles Because She Presses the Button」で確認することができます。
また、上記写真のコンソール右側上段にTR-808、同じくコンソール右側中段手前にElektornのMonomachine、中段コンソール寄りには同じくElektronのMachinedrumが見えます。
10.Roland: TR-707
TR-707もローランドのリズムマシンです。
TR-707の製造は1985年〜
TR-707は1985年に誕生しました。
TR-707参考動画
11.Roland: TR-727
TR-727もローランドのリズムマシンで、TR-707にラテンパーカッションを追加したモデルになります。
TR-707の製造は1985年〜
TR-727も1985年に誕生しました。
TR-727参考動画
12.Doepfer: A-100
おつぎはジョンがレッチリ在籍以前から愛用しているDoepfer(ドイプファー)のアナログ・モジュラー・シンセサイザー、A-100を見ていきましょう。
Doepferはドイツの電子楽器メーカーです。
ジョン・フルシアンテがレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアルバム「Stadium Arcadium」でのサウンドメイクで大々的に使用したモジュラーシンセサイザーの「Doepfer(ドイプファー)A-100」は、オマー・ロドリゲス・ロペスのレコーディングにジョンが参加し2001年にレコーディングしたアルバム「A Manual Dexterity, Soundtrack Volume One」収録の「Here the Tame Go By」において既に使用されています。
※モジュラーシンセサイザーの「Doepfer(ドイプファー) A-100」を扱う原宿のFive Gさん。ジョン・フルシアンテも2007年6月に来店しているお店です。
下記、Five Gさんのページにジョン・フルシアンテ来店時の写真が掲載されています。
Five Gさんにジョン・フルシアンテが来日した際の様子→ https://fiveg.net/?mode=f78
A-100の製造は1995年〜
A-100は1995年に誕生しました。
Doepfer
モジュラー・シンセサイザー、スターターシステム。
A-100参考動画
13.Elektron: Machinedrum
こちらはスウェーデンの電子楽器メーカー、Elektron(エレクトロン)のデジタルドラムマシン銘機Machinedrum。
ジョンが大好きなオウテカも使用しています。
Elektronは1998年に創業しました。
なお、冒頭でもお伝えのとおりアルバム「Trickfinger」ではMachinedrumは使用していないとのこと。
Machinedrumの製造は2001年〜
Machinedrumは2001年に誕生。
2016年に生産終了となっています。
Machinedrum参考動画
14.Elektron: Monomachine
こちらもElektron(エレクトロン)の人気機種、シンセサイザー&シーケンサーのMonomachine。
Monomachineの製造は2003年〜
Monomachineは2003年に誕生。
2016年に生産終了となっています。
Monomachine参考動画
15.まとめ
ジョン・フルシアンテ名義での活動やレッチリで活動する際にジョン・フルシアンテが使用している機材は下記にまとめてありますのでどうぞ!
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
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