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148ジョン・フルシアンテが「Live at the Fonda Theatre」で使用したギターとアンプについて。
早速みていきましょう。
※ギター・マガジン最新号
ジョン・フルシアンテの新定番ペダル
ジョン・フルシアンテは新作Unlimited Loveのレコーディングで、MXRから提供された多くのペダルエフェクターを新たに採用しています。
中でもファズ「M236」、ディストーション「M78」、リバーブ「M300」はUnlimited Loveの各楽曲のサウンドメイクに大きな影響をもたらす重要なエフェクターとして「新たなレッチリサウンドを表現するジョン・フルシアンテの新定番ペダル」となること間違いなしですので、今のうちにチェックしておきましょう!
・ファズ
・ディストーション
・オーバードライブ
・リバーブ
※詳しくは下記の記事もどうぞ!
※ジョン・フルシアンテ最新情報
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.ジョン・フルシアンテがLive at the Fonda Theatreで使用したギター
では早速どんなギターを使用したのか【一覧】を見ていきましょう。
【一覧】ジョン・フルシアンテがLive at the Fonda Theatreで使用したギター
※ジョン・フルシアンテ氏は「ライブ・アット・フォンダシアター」の全曲で、ストラトキャスターを採用した。
- 62=62年製ストラトキャスター
- 55=55年製ストラトキャスター
- 63WH=63年製ストラトキャスター、オリンピックホワイト
- 61RED=61年製ストラトキャスター、フィエスタレッド
ストラトキャスターへの信頼と敬意
上記のとおり、今回の「ライブ・アット・フォンダシアター」でジョン・フルシアンテは、全曲ストラトキャスターを採用しています。
ジョン・フルシアンテが「表現したいフィーリングを実現させるギア」として、一貫した「ストラトキャスターへの信頼と敬意」を垣間見るようです。
なお、下記にツイートしたとおり、各年代のストラトを「ジョンは意思をもって使い分けている」と思われ単に「気分」で持ち替えているわけではないように思われる。
ジョン・フルシアンテは、「ライブ・アット・フォンダシアター」のときも「ザ・トゥナイト・ショー」のときも、さらにはアルバム前にティザーで登場した「リハーサル動画」でも「Black Summer」の演奏時には61年製のフィエスタレッドを選んでいるので「他のストラトと明確に違うなにか」たとえば、「61年製はオリジナルピックアップで、62年製や55年製は従来どおりダンカンSSL-1をマウントしている」など、「個体固有の個性、それに加えて電気的に異なるなにか」があるのではないかなと思います。
とはいえ、必ずしも「無条件でストラト縛り」ではないとは思うんですけどね。
今までのように、ツアーが始まって「Californication」や「Otherside」を演奏する際にはホワイトファルコンを、「Parallel Universe」を演奏する際にはカスタム・テレキャスターを、「Fortune Faded」や「Readymade」を演奏する際にはレスポール・カスタムをといった具合に、使用するギターは「ストラトキャスター以外も含まれていくだろうな」と思います。
【SET LIST】Live at the Fonda Theatre
Set List: Live at the Fonda Theatre, 4/1/2022
- These Are the Ways
- Snow ((Hey Oh))
- Here Ever After
- Suck My Kiss
- Aquatic Mouth Dance
- Hey
- Can’t Stop
- Your Song
- Not the One
- Black Summer
- By the Way
- Give It Away
【動画】Live at the Fonda Theatre: FULL 1時間05分48秒
【アルバム】Unlimited Love
深みを増した極上のグルーヴ
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2.ジョン・フルシアンテがLive at the Fonda Theatreで使用したアンプ
おつぎに、アンプは何を使用したのか見ていきましょう。
ぱっと見てわかるアンプの変更点を整理しておきます。
今回はシルバージュビリー登場なし
ジョン・フルシアンテは今回の「ライブ・アット・フォンダシアター」や、「Black Summer」の初ライブパフォーマンスを披露した「ザ・トゥナイト・ショー」や、「These Are the Ways」の初ライブパフォーマンスを披露した「ジミー・キンメル・ライブ!」の、いずれのライブでもシルバージュビリーではないアンプを採用していました。
レッチリ・リユニオンライブではシルバージュビリー1台だった
ジョン・フルシアンテは、2020年2月8日「アンドリュー・バークル追悼ライブ」のレッチリ・リユニオンライブの際、ステイディアム・アーケイディアム期までと同じくシルバージュビリーを使用していました。
※Red Hot Chili Peppers – Feb 8, 2020 [FULLEST VERSION/MULTICAM]
Marshall Major & JMP2203
というわけで、今回の「ライブ・アット・フォンダシアター」や、「ザ・トゥナイト・ショー」、「ジミー・キンメル・ライブ!」でのアンプは何だったのかを整理します。
結論、「CE-1」からのステレオアウトによるマーシャル2台使い。です。
まずは、下記の写真をどうぞ。
上記のとおり、「Marshall Major & JMP2203」の組み合わせと思われます。
「ジョン・フルシアンテといえばシルバージュビリー」という印象は、2000年代から長らくあり、2019年にジョン・フルシアンテが再復帰するとアナウンスされた後のリユニオンライブでもシルバージュビリーが使用されていたので今回の変更は意外だったのではないでしょうか。
余談ですが、レッチリ初代ドラマーのジャック・アイアンズの息子、ザック・アイアンズはロックバンド「IRONTOM」でギタリストとして活躍しており、過去にレッチリのライブで「Dosed」を演奏したこともあり、レッチリと交流があります。
※Red Hot Chili Peppers – Dosed (with Zach Irons) Glendale, AZ (SBD audio)
ザックはジョンとも交流があり、ジョン・フルシアンテがステイディアム・アーケイディアム期に使用していた61年製の白ストラトキャスターを譲り受けています。
※下記も参照。
Early60sサウンドにフォーカスした結果ではないかな
これらの変化は「Early60sサウンドにフォーカスした結果ではないかな〜」と考察しています。
とはいえ、マーシャルのメイジャーに関しては、シルバージュビリーをメインにしていた2000年代の頃から使用されていましたのでお馴染み感ありますけれどね。
Mid70sのJMP2203に関しては、今まで以上に「メロウな60sグルーヴ」にフォーカスした結果の選択なんじゃないかなと思っています。
というのも今回、フリーも長らく愛用していたギャリエンクルーガーからアンペグにアンプを変更していたり、なにより下記にも挙げたように「ジョニー・ギター・ワトソン、ザ・キンクス、ザ・ニューヨーク・ドールズ、リチャード・バーレット」などを演奏するところから「Unlimited Love」制作に取り掛かったという今回のバックグランウドを考えると、「Stadium Arcadium」でフォーカスしたレッド・ツェッペリンやブラックサバスのようなLate60sサウンドよりも、さらに掘り下げたEarly60sサウンドにフォーカスした結果のチョイスなんではないかなと考えているからです。
ですので、「Black Summer」や「These Are the Ways」、「Here Ever After」、「The Heavy Wing」などの多分にヘヴィネスを含む楽曲であっても、『新たなファズやオーバードライブ「SD-1」』とお馴染み「DS-2」を組み合わせることで、たとえば「Parallel Universe」や「By the Way」、「Dani California」とはまた異なったアングルからのアプローチでレッチリ流ヘヴィネス表現の実現を可能にしているのだと考えています。
参考動画
参考までに「ジョニー・ギター・ワトソン、ザ・キンクス、ザ・ニューヨーク・ドールズ、リチャード・バーレット」の楽曲を添付しておきますのでご参考いただけたらと思います。
ジョニー・ギター・ワトソン
ザ・キンクス
ザ・ニューヨーク・ドールズ
リチャード・バーレット
おまけ:シャンテルズ
ちなみに上記のリチャード・バーレットのバッキングボーカルはシャンテルズによるもので、シャンテルズといえばジョン・フルシアンテがレッチリのライブでカバーしたことでも知られるボーカルグループ。
※The Chantels feat John Frusciante – Maybe (1958/2003)
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※レッチリ・リユニオンライブの詳細は下記からどうぞ。
※レッチリ・リユニオンライブのジョンの足元詳細は下記からどうぞ。
3.まとめ
なお、「These Are the Ways」の足元考察を独自の妄想と知見を融合させつつ、まとめておりますので、マニアックな方は下記の「ジョン・フルシアンテが「These Are the Ways」で使用したペダルエフェクターについて。」もあわせてどうぞ。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
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