
ノエル・ギャラガーがオアシス時代から愛用しているギブソンのアコースティックギターが気になる。
最近ギブソンからJ-150のノエル・シグネチャーモデルが出たみたいだし。
ちょっと高そうだし、レアっぽいから、代替できるギターがあれば併せて知りたいな。
今回は、このようなご要望にお応えしますっ!
ノエル・ギャラガーはオアシスのデビュー時から、ギブソン系譜のエピフォンEJ-200を使用していました。
オアシスの活動中期からギブソンのJ-150を使用するようになり、数々の名曲を生み出しています。
そして、2021年にギブソンから正式にノエル・ギャラガー・シグネチャーのJ-150がリリースされました。$4,299.00です!50万円ぐらいなので、現行品のJ-200とかよりちょっと安いぐらいのようですね。
それがこちら!
本記事では、
- 1.ノエル・ギャラガーがオアシス時代から愛用しているJ-150の特徴
- 2.ノエル・ギャラガー・シグネチャー J-150の仕様
- 3.ノエル・ギャラガーがJ-150を使用している代表曲
- 4.ギブソンJ-150の代替モデルは?
上記の順で、J-150を深掘っていきます!
では詳細をみてきましょう!
1.ノエル・ギャラガーがオアシス時代から愛用しているJ-150の特徴とは?

J-150は、ギブソンのアコースティックギターの中でも、サイズ&サウンド共に最も大きく、ロックギタリストに愛され続けてきた「J-200の弟モデル」。
まずは、兄貴的存在のJ-200についてチェックしていきますね!
J-200は、1937年に製作されたSJ-200が原型
1937年に製作されたSJ-200の名称は、SJ=Super Jumbo、200=200ドルにそれぞれ由来しており、サイズ・サウンド・プライスが最上級の1本。
1955年にSJ-200は、J-200へ名称変更されました。そして、J-200の兄弟機種である廉価モデルが、J-150になります。
J-200の現行品はおおよそ60万円弱で、ヴィンテージのJ-200は100万円以上が相場です。
J-200を愛した錚々たるギタリストたち
J-200は、エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ジミー・ペイジ、The Whoのピート・タウンゼント、ジョージ・ハリスンなどなどの使用で有名な、ギブソンを代表するアコースティックギターです。
下記の動画で、The Whoのピート・タウンゼントのJ-200を調整している様子がわかります。
J-200とJ-150の違いとは?J-150はJ-200の弟
J-200とJ-150の違いは、J-200の装飾を簡素化することでコストダウンしている点です。J-200はネックバインディングがありますが、J-150は指板&ヘッドバインディングがなく、ブリッジのインレイも省略されていますが、それ以外は基本的にJ-200とJ-150は同様な木材を使用。
基本使用は下記のとおり、ほぼ同等のスペックです。
J-200 & J-150の共通スペック
- トップ:シトカスプルース
- バック&サイド:メイプル
- ローズウッド指板
- ボディ幅:17インチ
- ピックアップ:L.R.Baggs “Anthem”
ではつぎに、ノエル・シグネチャーのJ-150をチェックしていきます!
2.ノエル・ギャラガー・シグネチャー J-150の仕様

ノエル・ギャラガー・シグネチャー J-150の仕様も、先述したJ-200と同様の基本スペックを踏襲しており、さらにスペシャルな付属品がセットとなった内容です。
ノエル・ギャラガー・シグネチャー J-150の仕様
- トップ:プレミアム・シトカスプルース
- バックとサイド:AAメイプル
- モンタナ・ファクトリー・ルシアーによる極薄のニトロセルロース・ラッカーフィニッシュ
- カスタム・ハードケース
- サイン入りサウンドホールラベル
- 複写された本人手書きの歌詞シート
- 任意で貼れるノエルとおそろいのadidasのトレフォイル・デカール
下記の動画では早速ノエルのシグネチャーJ-150をレビューしています、付属品もチェックできるので要チェックですよ。
プレミアム・シトカスプルース・トップ
アコギのトップ材としては定番のシトカスプルースですが、このJ-150には、プレミアム・シトカスプルース材が使用されています。
つまり、「超厳選したシトカスプルースのみ」を使用しています。
AAメイプルによるバックとサイド
バックとサイド材も、基本に忠実なメイプルを採用しており、J-200直系のサウンドを支えています。AAメイプルの”A”は、メイプルのグレードを表しており、Aの数が多ければ多いほどグレードが高いことを表します。
現行のSJ-200 StandardはAAAメイプルを使用しており、この辺の違いでノエル・シグネチャーは現実的な価格に着地しているようですね〜。
極薄のニトロセルロース・ラッカーフィニッシュ
ボディのフィニッシュは、極薄のニトロセルロース・ラッカーフィニッシュなので、経年変化ももちろん楽しめます。そして、実物見てないので想像ですが、モンタナ・ファクトリー・ルシアー(弦楽器製作家)の手作業による塗装なので極上の質感なんじゃないかなと!
カラーもノエル愛用のJ-150と同じく激渋のヴィンテージ・サンバーストが採用されています。渋い。
ピックアップはLR Baggs Anthem!
ノエル・シグネチャーのJ-150にも、ピックアップはLR Baggs社のAnthemが採用されており、J-200と同じ仕様になっています。
アコースティックギター用ピックアップの定番ブランドLR Baggs社の中でも、Anthemはハイグレード・モデルに位置しており、高評価得ているピエゾとマイクのブレンド式を採用したピックアップです。
下記動画で、LR Baggs社のAnthemのサウンドチェックが可能です。
付属品にはアディダスのステッカーも!
ノエルの愛用しているJ-150には、ノエルが大好きなアディダスのステッカーを貼られています。
なんと、このステッカーとおそろいのステッカーがノエル・シグネチャーJ-150には付属します!貼っても貼らなくてもいいけど、なんかすごく気の利いたスパーブな付属品ですね〜!

J-150と関係ないけど、下記の写真好きなんです。なんかシュールでいいです笑。
下記はファンによる「ノエル・シグネチャーJ-150」開封動画!
3.ノエル・ギャラガーがJ-150を使用している代表曲

では、ここからはノエルがJ-150を使用している代表曲を動画と共にチェックしていきます!
まずは、2002年リリースの大名曲「Little By Little」からどうぞ〜!
「Little By Little」2002年オアシスの5thアルバムHeathen Chemistry収録曲
オアシス初の両A面シングルとなる「Little By Little / She is Love」。
» LEARN MORE : Little By Little
» LEARN MORE : Heathen Chemistry
「Don’t Look Back in Anger」ソロ活動後も愛用しているJ-150
ノエルはオアシス中期以降に「ギブソンJ-150」を使用するようになりますが、ソロ活動(2011年以降)でも、オアシス時代のアコースティックナンバーを演奏する際に「ギブソンJ-150」をほぼ必ず使用しています。
4.ギブソンJ-150の代替モデルは?
ギブソンJ-150の代替モデルは、
- エピフォンJ-200
やはりコレでしょう!
ノエル自身もオアシスデビュー当時は、エピフォンのJ-200を使用しており、オアシス初期の名曲の多くは、エピフォンJ-200で製作されていたりします。
10万円以内なので、かなり手を出しやすい価格。
5.まとめ:J-150めっちゃかっこいい。。
いやあ、J-150かっこいいですね〜。J-200ももちろん装飾が入ることで、どっしりとした格好良さがありますが、シンプルな意匠のJ-150は質実剛健なノエル・ギャラガーのイメージと相まって渋い格好良さがありますね〜!
ギブソン公式サイトではすでに完売となっていますが、気になる方は下記からどうぞ〜!
» LEARN MORE : Noel Gallagher J-150 – Vintage Sunburst
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今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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