ジョン・フルシアンテのライブ使用エフェクターとは?【直列12+3】

この記事では、ジョン・フルシアンテが2004年のLive in Hyde Parkで使用したエフェクターを解説します。

気楽にお楽しみください。
Enjoy.

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1.使用エフェクターの一覧

レッチリの名ライブ音源Live In Hyde Parkでは、ジョンの真骨頂ともいえるメロウな演奏から、ファンキーなカッティングや、エモーショナルなギターソロまで、多彩なギターサウンドが収められており、その繊細な表現を支えていたエフェクターはどんな構成だったのか?ギタリストであれば誰しもが気になりますよね。

ジョン・フルシアンテが実際にLive In Hyde Parkで使用したエフェクターの一覧が下記になります。

ジョンのペダルボード下段:右から順に

  1. BOSS Turbo Distortion DS-2:1個目
  2. Electro-Harmonix Big Muff Pi:1個目
  3. BOSS PSM-5 Power Supply / Master Switch
  4. MXR Micro Amp:1個目
  5. Electro-Harmonix Holy Grail
  6. Moogerfooger MF103 12-Stage Phaser
  7. Ibanez WH10
  8. BOSS Chorus Emsenble CE-1

ジョンのペダルボード上段:右から順に

  1. Digitech PDS1002
  2. Electro-Harmonix Deluxe Electric Mistress
  3. Line6 FM4
  4. Line6 DL4

PSM-5からのスイッチング先

  1. BOSS Turbo Distortion DS-2:2個目
  2. Electro-Harmonix Big Muff Pi:2個目
  3. MXR Micro Amp:2個目

基本となるエフェクターは、アルバムBlood Sugar Sex Magikの頃から大きな変更はないですね。

ではつぎに、歪み系、モジュレーション系、空間系の各要素をチェックしましょう!

2.歪み系エフェクター

まずは、歪み系エフェクターをチェックしていきます。

ジョンの音作りに重要な歪み、BOSSのDS-2と、MXRのブースターMicro Ampは不動。

上記は、Live In Hyde Parkでも使用されました。

ファズに関しては時期によって変化しており、過去にはBOSSのFZ-3を使用したり、Stadium Arcadiumの頃にはBig MuffとFuzzriteを併用したりしています。Live In Hyde Parkでは、Big Muff Piを使用してますね。

では順に、各エフェクターの詳細をみていきます。

BOSS Turbo Distortion DS-2

BOSSのDS-2です。これはジョンの音作りに欠かせないエフェクターの1位2位を争うペダルです。もはや説明不要?

Hyde Parkでは、Easily(2:51〜)や、The Zephyr Song(2:06〜、3:11〜)などのギターソロ、また、Around the Worldのイントロなどなどで、DS-2を踏んでると思われます。

詳細な使用例などは下記の記事で紹介していますのでどうぞ。

Electro-Harmonix Big Muff Pi

こちらも定番のファズペダル、Big Muff Pi

Big Muffは、力強いサステインと、甘くて太いトーンが得られるエフェクターです。

Hyde Parkでは、Scar Tissue(2:41〜)や、Give It Away(2:47〜)などで、Big Muff Piを踏んでると思われます。

BOSS Power Supply / Master Switch PSM-5

PSM-5電源供給とマスタースイッチとしての役割を担うペダルで、エフェクターではないので直接的なサウンド・エフェクトを行うペダルではないですね。オンオフ・スイッチとしての使用です。

ジョンは、下記のエフェクターをメインとは別段でセットし、予め全部オンにしておいた状態で、PSM-5でオンオフしていると思われます。

下記のエフェクターが、それぞれ2台用意されている理由は、DS-2、Big Muff Pi、Micro Ampを一斉にまとめてオンにするため特別ラインを用意するためと思われます。

  • BOSS Turbo Distortion DS-2(2個目)
  • Electro-Harmonix Big Muff Pi(2個目)
  • MXR Micro Amp(2個目)

つまり、歪みの加減やニュアンスを変えているんですね。

Hyde Parkでは、憶測ですが、Fotune Fadedや、Parallel Universe、Black Crossなどで、この特別ラインをオンにしていると思われます。

パワーサプライを既に持っている場合、ラインセレクターとしてだけの機能であればBOSS LS-2もオススメ。

フリーやジョシュも使用しているパワーサプライはVooDoo LAB PEDAL POWER 2 PLUS

MXR Micro Amp

定番のブースター、MXRのMicro Amp。ジョンの機材は結構定番アイテムが多い。ですが、組み合わせ方に個性がありますね。

アンプはクランチなので、ピッキングニュアンスしだいでクリーンなサウンドも得られる。

こういうブースターは「音の変化が些細で優先度低いかな?」って思われるかもしれませんが、レッチリの曲では、かなり重宝しますよ。

ジョン・フルシアンテのアンプセッティングや音作り関連は、「ジョン・フルシアンテ音作り方法【結論:引き算】」に、詳細がありますので、お役立ていただけたら幸いです。

3.モジュレーション系エフェクター

ジョンが使用するモジュレーション系ペダルの定番はコーラスとフェイザーです。Blood Sugar Sex Magikの頃から、コーラスに関してはBOSSのCE-1が不動の存在。

過去にはMXRのPhasa90を使用していましたが、By the Way頃からはMoogerfoogerのMF103 12-Stage Phaserを導入しているようですね。

さらにBy the Way以降の特徴として、Line6 FM4によるサウンドメイクも重要になっています。特に、Throw Away Your Televisionでのフィルターサウンドが印象的。

では順に、各エフェクターの詳細をみていきましょう。

Ibanez WH10

Ibanez WH10は、ジョンのサウンドに不可欠なペダルですね。現在は復刻されて、WH10V2、WH10V3と進化を遂げているシュワジュワ系のベストセラー・ワウペダルです。

BOSS Chorus Emsenble CE-1

CE-1は廃盤モデル。なのでレアです。

CE-1には独自のプリアンプが搭載されており、あのニュアンスはCE-1にしかない。実はCE-1のプリアンプがジョンの音作りに最も影響しているエフェクターと、ジョンのギターテックだったデイヴ・リーは解説しています。

ジョン・フルシアンテの使用エフェクターは、「ジョン・フルシアンテ使用エフェクター【効果別で整理・解説】」に、詳細がありますので、お役立ていただけたら幸いです。

Moogerfooger MF103 12-Stage Phaser

今となってはレアな生産完了品のMoogerfoogerシリーズのフェイザーMF103。

Moogerfoogerはアナログシンセサイザーで有名なMoogが生産していたエフェクターで、Moogに搭載されていたアナログエフェクトと同様の効果が得られます。

レトロで暖かみのある様々なエフェクトサウンドをジョンは駆使していました。

これに関してはなかなか代替が難しいですが、ジョンは以前、MXRのPhase90をメインに使用していた時期があります。

Electro-Harmonix Deluxe Electric Mistress

デラックス・エレクトリック・ミストレスは、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが愛用したペダルとしても有名なフランジャー。

揺れないフランジャーサウンドが得られる「フィルター・マトリックス・モード」機能はサイズダウンしてアップデートされた現行品でも健在ですよ。

フィルター・モデラー:Line6 FM4

こちらは、Throw Away Your Televisionで聴けるスペーシーなフィルターサウンドを作っているフィルター・モデラーのLine6 FM4です。

フランク・ザッパが使用したオーバーハイムのMaestro Filterのサウンドをモデリングできるエフェクターで、Obi-Wahモードにセットすれば、まさにThrow Away Your Televisionのあの音が。これは病みつき系だね。大好きです。

Throw Away Your Televisionの元ネタ

Throw Away Your Televisionのフィルターサウンドはジョンが敬愛するフランク・ザッパのShut Up ‘n Play Yer Guitar(黙ってギターを弾いてくれ)に収録されているShip Ahoyにインスパイアされているとジョン自身の発言(2002年のインタビュー)があります。*jfeffects参照

フランク・ザッパは、この曲でオーバーハイムのMaestro Filterを使用しサウンドメイクしています。

ジョンがThrow Away Your Televisionで演奏しているサウンドはまさにこの、オーバーハイムのMaestro Filterのサウンドからインスパイアされており、Line6 FM4で再現しています。(Line6 FM4のObi-Wahモード)

Ship Ahoy

4.空間系エフェクター

ジョンの空間系エフェクターで不動のペダルは、デジタル・リヴァーブのElectro-Harmonix Holy Grailです。リヴァーブは長らくこのHoly Grail一筋ですね。

ディレイに関しては、Digitech PDS1002と、Line6 DL4のディレイ・モデラーの2台使いで、Digitech PDS1002はThrow Away Your Televisionで効かれるようなスラップバック・サウンドに使用しています。

では順に、各エフェクターの詳細をみていきましょう。

Electro-Harmonix Holy Grail

定番のデジタル・リヴァーブでプロの愛用者も多い、Electro-Harmonix Holy Grailです。

By the Wayなどの奥行きのあるサウンドメイクや、ギターソロで愛用していますね。

Digitech PDS1002

こちらも今となってはレア。ですが、優秀なデジタル・ディレイは各社から展開されているので代替できます。

Digitech PDS1002はeBayなどでちょいちょい見かけます。

ジョンが愛用しているメーカーのBOSSも、デジタル・ディレイの定番モデルを出しています。

Line6 DL4

このLine6 DL4は長年に渡って高評価を得ているロングセラーペダル。DL4はルーパーとしての機能もあり、多種多様なディレイサウンドがモデリングされているので、これ一台で相当遊べます。

僕はこのペダルを2台繋いで、アンビエントな音楽を構築して悦に入ったりしてます笑。

ちょっと大きいんですが、これがあればディレイ系は結構事足ります、1台持っておいて損はしないです。

5.結論、直列12ペダルに追加3ペダル

様々なエフェクターを紹介しましたが、中でも特に奥が深く、答えがないのが、「歪みをどう作るか?」だと思います。

とはいえ、基本的には、ピッキング、ピックアップ、アンプセッティングが最も重要で、エフェクターはそれらを最大化するための補助としての役割であると思います。

レッチリの公式ライブ音源として、高く評価されているLive In Hyde Park。

2004年頃のジョン・フルシアンテは、ソロ作品も量産しまくっており、とにかく創作意欲に溢れています。

各エフェクターの参考サウンドを紹介している動画は下記からどうぞ。

John Frusciante || Pedalboard Demo & Settings

ジョン・フルシアンテのアンプセッティングや音作り関連は、「ジョン・フルシアンテ音作り方法【結論:引き算】」に、詳細がありますので、お役立ていただけたら幸いです。

ジョン・フルシアンテの使用エフェクターは、「ジョン・フルシアンテ使用エフェクター【効果別で整理・解説】」に、詳細がありますので、お役立ていただけたら幸いです。

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