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148この記事では、Red Hot Chili Peppersの「ジョン・フルシアンテのプレイスタイル」を解説します。
※ギター・マガジン最新号
ジョン・フルシアンテの新定番ペダル
ジョン・フルシアンテは新作Unlimited Loveのレコーディングで、MXRから提供された多くのペダルエフェクターを新たに採用しています。
中でもファズ「M236」、ディストーション「M78」、リバーブ「M300」はUnlimited Loveの各楽曲のサウンドメイクに大きな影響をもたらす重要なエフェクターとして「新たなレッチリサウンドを表現するジョン・フルシアンテの新定番ペダル」となること間違いなしですので、今のうちにチェックしておきましょう!
・ファズ
・ディストーション
・オーバードライブ
・リバーブ
※詳しくは下記の記事もどうぞ!
※ジョン・フルシアンテ最新情報
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.ジョン・フルシアンテらしさを紐解く3曲
レッチリ(Red Hot Chili Peppers)のギタリスト、ジョン・フルシアンテのらしいプレイスタイルを紐解く3曲は下記のとおり。
- Give it Away
- Dosed
- Snow (Hey Oh)
上記の3曲のギターには、下記の特徴があります。
- Give it Away → 単音カッティング
- Dosed → ハーモニーセンス
- Snow (Hey Oh) → オルタネイトアルペジオ
以上にジョンのセンスが、ぎゅっと濃縮されている。
では順にみていきましょう!
1.Give it Away
ジョンのファンキーな単音カッティングは、ヒレル・スロヴァクのファンキーフレーズとは似て非なるもの。
ジョンの「余白をいかした単音カッティング」は、まさに「ジョンならではのかっこよさ」。
Give it Awayでの単音カッティングはまさにジョンの特徴的なファンキープレイ。
Give it Awayは、レッチリの5thアルバムに収録されており、グラミー賞受賞曲で、メンバー全員の魅力が凝縮された名曲。
発展形はコレ
Give It Awayでの単音カッティングの発展型がCan’t Stop。
Can’t Stopでは、単音カッティングでありながら、エモーショナルな「コード進行」を活かし、豊かなハーモニーを表現しています。
「Can’t Stop」のサビには、メジャー7thを採用したハーモニーがあり、「Give It Away」にはないメロウなムードをもつ楽曲。
ちょっとしたアレンジに、ジョン・フルシアンテのセンスを垣間見る。
ジョンは、Universally Speakingや、Can’t Stop、Under the Bridgeなど、楽曲の「おいしいところ」で、メジャー7thコードを匠に織り込むセンスにも長けていますね!
Can’t Stopは、レッチリの8thアルバムBy the Wayに収録されています。
ジョンの単音カッティングは、左手で弦をミュートし、鳴らしたい弦を狙いつつ、「躊躇なく刻む」力強いスタイル。
単音カッティングでコード感を生かしながらドラマティックに展開させていくセンス、流石の一言。
シンプルな演奏ですが、慣れるまで少し練習が必要と思います!
2.Dosed
つぎに、紹介するプレイスタイルは、ハーモニーセンスに溢れたサウンドレイヤード。
ギターのハイポジションで得られる鮮やかなサウンドを生かしたアプローチや、コードワークもジョンらしい要素。ジョニー・マーの影響を垣間見せる。
そのハーモニーセンスを紐解く好例が、By the Way収録のDosedです。
まずは、ちょっと聴いてみましょう。
「Dosed」のようなギターで生み出すメロウなハーモニーは、ジョンのソロ作品でも聴くことができます。
そんなジョンのソロ作品の中でも、The Will to DeathやThe Empyreanなどで、素晴らしいハーモニーセンスを発揮している作品があります。
たとえば、The Will to Death収録の下記の楽曲、Helicalでは、ジョンの「優しく繊細な感性」を垣間見ることができます。
このようなジョンのメロウなハーモニーセンスがあってこそ、レッチリの楽曲が鮮やかになりました。
ハードでエネルギッシュなファンクが中心だったレッチリが、優しいムードのメロウな楽曲を作るようになったのは、紛れもなくジョン・フルシアンテのハーモニーセンスが加わったから。
3.Snow (Hey Oh)
つぎに紹介するプレイスタイルは、オルタネイトピッキングで聴かせる鮮やかなアルペジオ。
ジョンのプレイスタイルにおいて、アルペジオも特筆レベルの魅力をもっています。
ジョンは高度なフレーズを「ライブでも安定して演奏する」ことが出来る上に、更にライブでは歌いながら演奏します。
そのオルタネイトアルペジオが聴ける好例が、Stadium Arcadium収録のSnow (Hey Oh)です。
この特徴的なアルペジオフレーズは、高難度フレーズ。
アンプで音出ししながら寸分のブレなくこのフレーズが弾ければ、色々な曲で応用できるようになるよ。
このアルペジオフレーズもかなり「ジョンならでは」です。
では、ちょっと聴いてみましょう。
ジミヘン由来のハンマリングオンとプリングオフのコンビネーションからなっており、コード感ある響きが耳に残る。指を充分にストレッチしてから挑みたいボイシング。
ジョンはアコギも名人。高難度アルペジオはアコギでも発揮されてます。
下記のRoad Trippin’でも、そのアルペジオセンスを堪能できます。
※Road Trippin’はレッチリの7thアルバムCalifornicationに収録されています。
Road Trippin’は、Snow (Hey Oh)でのアルペジオフレーズとは異なるアプローチですが、アコギのフィンガーピッキングによるアルペジオも美しいですね。
実は、レッチリがアコースティック曲を演奏するようになったのもジョン・フルシアンテが加入してからのこと。ジョン・フルシアンテが、レッチリに及ぼした「影響と功績の大きさ」は計り知れません。
2.毎日練習15時間
ジョンは毎日15時間も、ギター練習に時間を注いでいました。
15時間!「寝る・食べる以外はギター」って感じだね!
練習以外に「上達への近道」はないと悟っていたんでしょうね。好きじゃないと出来ない、ものすごい集中力。
3.結論:努力の賜物
以上のように、ジョン・フルシアンテのプレイスタイルは、柔軟で幅が広いです。
レッチリらしいファンキーな曲、メロウな曲、それらはジョンが習得した高度な演奏技術で鮮やかに色付けされていますね!
だからこそ、ファンは期待と興奮を享受できる。
ライブだと、同じ曲であっても都度都度異なるアプローチだったり、味付けセンスも巧み。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
※深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
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