Noel Gallagher’s High Flying Birdsの2ndアルバムってリミックス盤があるんだよね。
なんとなくスルーしてたんだけど、UKの重鎮がリミックスしてるから気になってる。
でも、CD盤がなくてレコードとダウンロードのみなんだよな〜。
ひとまずダウンロードしてみようかな?
今回は、このようなご要望にお応えします〜!
今回紹介するのはノエルの2ndソロアルバムである「Chasing Yesterday」のリミックス集「Where the City Meets the Sky: Chasing Yesterday: The Remixes」。
参加したリミキサー陣は下記のとおり!
- Beyond The Wizard’s Sleeve
- Andrew Weatherall
- Psychemagik
- 3D (Robert Del Naja)
- David Holmes
- Toydrum
ウェザオール、3D、ホルムス参加、これだけで結構やばそうじゃないですか?
本記事では、本作「Where the City Meets the Sky: Chasing Yesterday: The Remixes」の基本情報と、「各楽曲のリミキサー」をチェックしていきます!
では早速詳細を見ていきましょう!
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.「Where the City Meets the Sky: Chasing Yesterday: The Remixes」の基本情報
2015年9月29日にアナログリリースされた本作「Where the City Meets the Sky: Chasing Yesterday: The Remixes」は、2015年9月25日にアナログリリース前に先行デジタルEP(全7曲構成)として配信がスタートしました。
本作は、2015年2月25日にリリースされたノエル・ギャラガーの2ndソロアルバム「Chasing Yesterday」のリミックス集。
本作は、2ndソロアルバム「Chasing Yesterday」からシングルカットされた「Ballad Of The Mighty I」「Riverman」「In The Heat Of The Moment」などの人気曲を、UKクラブミュージック界隈やUKロック界隈で活躍する「UKを背負って立つモダンでエッジの効いたアーティスト」がリミックスを手掛けており、洗練されたノエルの楽曲を鮮やかにクールに再編集されています。
では、各楽曲のリミキサー陣をチェックしていきましょう!
2.各楽曲のリミキサー紹介
Beyond The Wizard’s Sleeve
「Ballad Of The Mighty I」「Riverman」の2曲をリミックスしたBeyond The Wizard’s Sleeve。
Beyond The Wizard’s Sleeveは、Erol Alkanと、Richard Norrisの2人からなるリミックス・リエディット・ユニット。
Erol Alkan(エロル・アルカン)は、ロンドンを拠点に活躍するトップDJで、フランツ・フェルディナンド、ダフト・パンクなどのリミックス・ワークでも有名。
Boys Noize(ボーイズ・ノイズ)との連名ユニットなども見逃せない。
Richard Norrisは、「Evolver」で有名なテクノユニットGRIDのメンバーであり、ブライアン・フェリー、ジョー・ストラマーなどのエンジニアとしても活躍してきた人物。
Beyond The Wizard’s Sleeveがリミックスした「Ballad Of The Mighty I」
ノエルの洗練された世界観が表現された「Ballad Of The Mighty I」は、大先輩ジョニー・マーが参加していることでも話題に。
リミックス・ヴァージョンも原曲の静かに燃えるようなクールなピアノサウンドを活かしており、ノエルのキャッチーで力強いヴォーカルを際立たせている。
» リミックス:Ballad Of The Mighty I (Beyond The Wizard’s Sleeve Re-Animation) をチェックする
Beyond The Wizard’s Sleeveがリミックスした「Ballad Of The Mighty I」の原曲はコレ
Beyond The Wizard’s Sleeveがリミックスした「Riverman」
ノエルの楽曲には珍しいテナーサックスのサウンドがどっしりと洗練されている名曲「Riverman」。
Beyond The Wizard’s Sleeveのリミックス・ヴァージョンも原曲のテナーサックスをフィーチャーしたクールな仕上がり。
» リミックス:Riverman (Beyond The Wizard’s Sleeve Re-Animation) をチェックする
Beyond The Wizard’s Sleeveがリミックスした「Riverman」の原曲はコレ
Andrew Weatherall
Andrew Weatherall(アンドリュー・ウェザオール)は、プライマル・スクリームの最高傑作とも言われる「スクリーマデリカ」のプロデューサとして知られ、マンチェスター・ムーヴメントの一端を担ったレジェンドDJ。
ウェザオールが生前主宰していたレーベルJunior Boy’s Ownは、ケミカル・ブラザースやアンダーワールドを輩出したことでも知られており、アンドリュー・ウェザオールは、UKテクノシーンの重要人物でもある。
また、ウェザオールはRotters Golf Clubというエレクトロ・ミュージックのレーベルも立ち上げており、ウェザオール自身もTwo Lone Swordsmenのメンバーとしての活動やソロワークでも勢力的に活動していました。
2020年、肺塞栓症(Pulmonary embolism; PE)により逝去。享年56歳。
ボーダーにジレ、超オシャレ。
Rotters Golf Club
説明文を入力してください
Andrew Weatherallがリミックスした「In The Heat Of The Moment」
「らしいエレクトロ感」が80s臭漂うミニマルで踊れる仕上がりのAndrew Weatherallによる「In The Heat Of The Moment」のリミックス・ヴァージョン。
ニュー・オーダーや、プライマル・スクリームのファンにも是非浴びてほしい1曲。
» リミックス:In The Heat Of The Moment (Andrew Weatherall Remix) をチェックする
Andrew Weatherallがリミックスした「In The Heat Of The Moment」の原曲はコレ
Psychemagik
Psychemagikは、Danny McLewinとTom Coveneyの2人からなるリミックス・リエディット・デュオ。
他の人が見つけ出さないようなサンプリングやレアなレコードたちを掘り出す彼らのファンには2 Many Dj’s/SoulwaxやChemical Brothers、Q-Tip、Fake Bloodなど大物が名を連ねる。
出典:Clubberia PSYCHEMAGIK
Psychemagikがリミックスした「The Right Stuff」
Psychemagikによる「The Right Stuff」は、Psychemagikらしいメロウで心地よいグルーヴィーな仕上がり。まさかこの曲がノエルの曲のリミックスとは思えないほどに、ディスコグルーヴ。
開放的なハイハット、シンセベースがめっちゃ気持ちいいです!
» リミックス:The Right Stuff (Psychemagik Rework) をチェックする
Psychemagikがリミックスした「The Right Stuff」の原曲はコレ
3D (Robert Del Naja)
3Dは、ブリストルを代表する伝説のヒップホップグループ、ワイルド・バンチのメンバーであり、トリップホップ・ムーヴメントを代表するマッシヴ・アタックのブレーン。
3Dは、グラフィティ・アーティストとしても高く評価されており、一部では「バンクシーの正体」では?と噂されているカリスマ。
つい最近はポール・マッカートニーのソロ作品「McCartney III」の再構築にも参加しています。
3D (Robert Del Naja) がリミックスした「The Right Stuff」
3Dによる「The Right Stuff」は、さすが3Dといった仕上がりで、トライバルで粗野なムードと、洗練されたハーモニーが「マッシヴ・アタック的」で、映画を見ているような静寂に息を飲む。
感情の起伏を見事に音像化してます!
マッシヴ・アタックの世界観とノエルのボーカルがコラボしてることに感動。
» リミックス:The Right Stuff (High Flying Birds In 3D) をチェックする
David Holmes
David Holmes(デヴィッド・ホルムス)は、ノエル・ギャラガーの3rdソロアルバム「Who Built the Moon?」のプロデューサーであり、映画音楽の製作(オーシャンズ11、コード46などなど)や、プライマル・スクリームの「XTRMNTR」「More Light」のプロデュース、U2のリミックスワークなどなどで活躍し、UKを代表するDJであり敏腕プロデューサー。
SONY MUSIC CANADA ENTERTAINMENT INC.
David Holmesがリミックスした「The Girl With The X-Ray Eyes」
「The Girl With The X-Ray Eyes」は原曲はシリアスなムードと力強さが同居した楽曲。
デヴィッド・ホルムスがリミックスした「The Girl With The X-Ray Eyes」は、ボーカルパートを子供たちの合唱を取り入れ、原曲のもつ無垢な力強しを引き出しながらも淡々と刻まれるビートとの対比がドラマティックな仕上がり。
ノエルの持つ独特な哀愁を更に「見える音楽」にする能力がすごい。
» リミックス:The Girl With The X-Ray Eyes (David Holmes Rework) をチェックする
David Holmesがリミックスした「The Girl With The X-Ray Eyes」の原曲はコレ
Toydrum
Toydrumは、Pablo Clements(パブロ・クレメンツ)とJames Griffith(ジェームス・グリフィス)によるエレクトロ・デュオ。
パブロ・クレメンツとジェームス・グリフィスはともに、Mo’ Wax主宰で知られるジェームス・ラヴェルのプロジェクト、UNKLEで活動していた経歴を持つ。
映画のサウンドトラックも手掛けているToydrum。
Toydrumがリミックスした「In The Heat Of The Moment」
Toydrumヴァージョンの「In The Heat Of The Moment」は、シネマティックなアレンジがToydrumらしいスリリングな仕上がり。
このリミックス音源は「Chasing Yesterday」の初回限定盤のディスク2にも収録されています!
» リミックス:In The Heat Of The Moment (Toydrum Remix) をチェックする
3.まとめ:これはUKの魅力が詰まった超濃厚リミックスだ
日頃ロックやポップスに親しみクラブミュージックとはあまり縁がない、でもノリの良い踊れる音楽は大好き!という方にとって、本作は「可能性」を広げてくれます。
こういうリミックス作品て原曲への関心を更に強めてくれるので色々発見があって楽しくないですか?
本作に参加したアーティストは、ノエルが過去にコラボしてきた、ケミカル・ブラザーズや、アモルファス・アンドロジナスなどとはまた違った「エレクトロ・ミュージック」を是非この機会に浴びてみては!
ノエル・ギャラガー関連記事
NOEL GALLAGHER 記事一覧
OASIS 記事一覧
sk blog トップページ
ROCK / PUNK / POPS 関連記事
sk blog トップページ
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
※深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
※下記もあわせてどうぞ。
※下記もおすすめです。