
カッティング職人でも有名なナイル・ロジャースってどんな機材使ってるのかな?
ダフト・パンクにフィーチャーされたり、ディスコレジェンドとして語られることの多いナイル・ロジャースの機材が気になるな。
ナイル・ロジャースは、1970年代後半のディスコブームを牽引したファンクバンド、シックのギタリスト兼プロデューサーとして知られており、近年ではダフト・パンクの「ランダム・アクセス・メモリーズ」でファレル・ウィリアムスと共にフィーチャーされ再評価されましたね。
ナイル・ロジャースは、1952年9月19日生まれ、アメリカ・ニューヨーク州出身です。
ナイル・ロジャースは、元々ジャズギタリストで、シックでの活躍以降も、デヴィッド・ボウイの超名盤「レッツ・ダンス」、同じくマドンナの超名盤「ライク・ア・ヴァージン」のプロデュースで大成功した敏腕プロデューサーでもあります。
そんな、ナイル・ロジャースのメインギターは通称「Hitmaker」と呼ばれるフェンダーのストラトキャスター。
では詳細をみていきましょう!
下記の写真、凄い2ショットですね〜!神々しい。ちなみに、ジョニー・マーの息子の名はナイル。ナイル・マーもミュージシャンとして活躍しており、フガジやエリオット・スミスから影響を受けたというナイスな感性の持ち主。
1.ナイル・ロジャースの使用機材:ギター
ナイル・ロジャース使用ギターの一覧
- 1960 Fender Stratocaster
- Fender Telecaster Thin Line
- Fender Acoustasonics Stratocaster
- Epiphone ES-295
- D’Angelico EXL-1
- Gibson Les Paul Traditional
- Gibson Custom L-5
- Gibson SJ-200
ダフト・パンク、ファレル、ナイル・ロジャースが繰り出す極上ファンク。下記のMV「Till The World Falls」はMura Masaとの共同プロデュース、アンダーソン・パーク&NAOが共同作曲という進化型のChicになってます〜!
ナイル・ロジャースの健在っぷりを遺憾なく発揮した2018年のNile Rodgers & Chic。
1960 Fender Stratocaster
ナイル・ロジャースといえば、1960年製フェンダー・ストラトキャスター、通称「Hitmaker」ですね!
1960年製ストラトボディに、1959年製ストラトネックをセッティングした1本。
このギターでナイル・ロジャースは、数々の名曲名作を制作しており、デヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」、マドンナ「Like a Virgin」、近年ではダフト・パンク「Get Lucky」など、まさに「Hitmaker」。
「Hitmaker」を愛でるジョニー・マー。
下記は「Hitmaker」以外のストラトを構えるナイル・ロジャース。珍しいですね〜!基本的にメイプル指板がお好みのようですね。
と、思いきや、ローズ指板のストラトも。
フェンダーメキシコのVinteraシリーズを試奏するナイル・ロジャース。
Fender Telecaster Thin Line
テレキャスター・シンラインは、軽量化を目指して開発された60年代モデルと、ハムバッカーを搭載した70年代モデルに分かれ、ナイル・ロジャースが使用しているシンラインは70年代モデル。
60年代モデルは軽量化を目的にボディ内部をホロウ化しており、アッセンブリーは従来のテレキャスターと同様。
Fender Acoustasonic Stratocaster
FenderとFishmanが共同開発したアコースティックエンジンは、アコギとエレキを両立する新技術。
FenderとFishmanが共同開発した新しいアコースティックエンジンにより、Fender Acoustasonic Noiseless Magnetic Pickupのフェンダーらしさと、マホガニーボディ、マホガニーネックの温かいサウンドを両立した唯一性が特徴のAcoustasonicのストラト版がこれ。完全に新しいギター。
Epiphone ES-295
D’Angelico EXL-1
ジャズがルーツなナイル・ロジャース。フルアコも愛用しており、ギブソン以外にもニューヨーカーらしくディアンジェリコも愛用。
Gibson Les Paul Traditional
ストラトキャスターのイメージが強いですが、レスポールも似合うナイル・ロジャース。
レスポールには物欲を刺激する美しさがありますね〜。
Gibson Custom L-5
さきほどのディアンジェリコも素敵ですが、このギブソン・カスタムL-5も相当素敵。P-90らしい枯れたフルアコトーンが聞こえてきそうな写真ですね。
Gibson SJ-200
ナイル・ロジャースのファッションセンスとも好相性なゴージャスなルックスのSJ-200。
2.ナイル・ロジャースの使用機材:エフェクター
ナイル・ロジャース使用エフェクターの一覧
- Xotic Effects SL Drive
- Mad Professor Snow White Auto Wah
- JAM Pedals Wahcko
- Ibanez CS9
- BOSS DD-3
Xotic Effects SL Drive
ナイル・ロジャースのファンキートーンのイメージに、歪みエフェクターはあんまりイメージないですが、ナイル・ロジャースはXoticのSL Driveを愛用しているようです。
ギターソロに重宝することでしょう。
この「Do You Wanna Party」のそつないギターソロ、渋いね〜!
Xotic Effectsはアメリカ・カリフォルニア州のエフェクターメーカー。
マーシャルの1959 SuperLeadの歪みトーンを目指して開発されたXoticのSL Drive。伝統的なヴィンテージトーンで、ドライブ、トーン、ヴォリュームの3コントロールに加えXoticのEPブースター同様、内部に切替スイッチが内蔵されています。
値段もいい感じですね〜!
Mad Professor Snow White Auto Wah
マッド・プロフェッサーのSnow Whiteはギターとベースで使えるオートワウ。4コントロールでかなり音作りの幅が広く、通好みな一品。
マッド・プロフェッサーはフィンランドのエフェクターメーカー。
レスポンスの速い効果が特徴ではあるけど、遅めのレスポンスに設定することもできるので、ハイファイなオートワウサウンドから、クラシックなオートワウサウンドもクリエイトできる便利な1台。
JAM Pedals Wahcko
ギリシャのハンドメイド・エフェクターメーカー、JAM Pedals。
こだわりの内部パーツや外観のサイケデリックなペイントなど見どころ満載なWahckoは、60年代のイタリアンワウを意識した音作りになっており、元祖ワウペダル(イタリアのEMEが下請け製造)のVOX Clyde McCoy(67年に製品化)のワウサウンドに迫っています。
ちなみにVOX Clyde McCoyの後継モデルが69年のV846。ほぼ同時期に販売されたCry Babyも元々はVOXの1モデルで、VOXワウを製造していたイタリアのJEN(EMEが独立)がCry Babyをオリジナル製品として流通させるようになりました。
Clyde McCoy Wah系譜のワウペダルなのでこちらもおすすめ。
Ibanez CS9
BOSS DD-3
まとめ:ナイル・ロジャースの洗練された機材たち
ナイル・ロジャースは基本的にストラトを愛用していますね〜!フルアコでジャズをキメるナイル・ロジャースもかっこいいですね。
エフェクターも基本的にはファンクギタリストらしいラインナップですが、JAM PedalsやMad Professorなど新進メーカーもしっかり抑えてるあたりさすが。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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