レッチリ人気曲TOP10とは?【結論:メロウが上位】

本記事では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ、Red Hot Chili Peppers)の人気曲TOP10を解説していきます。

ちなみに、レッチリは、Give It Away(1993)、Scar Tissue(2000)、Dani California(2007)、これら3曲でグラミー賞を受賞しています。

※本記事の「レッチリ人気曲TOP10」はレッチリ公式YouTubeチャンネルの再生数を元に計測しています。

※目次もご活用くださいませ。

Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。

プロフィール詳細

1.TOP10一覧

まず、下記がレッチリ人気曲TOP10になります。

最も再生されている曲は、Californicationで、再生数は7億5421万6417回でした。

YouTube再生数曲名
754,216,417回Californication
506,442,306回Otherside
376,488,357回Can’t Stop
306,323,413回Scar Tissue
288,946,301回Dark Necessities
281,087,243回Snow (Hey Oh)
265,433,765回Dani California
254,092,515回Under the Bridge
212,232,542回By the Way
156,698,966回The Adventures of Rain Dance Maggie

*楽曲の再生数は2020年10月20日10時30分ごろのデータに基づいています。
*また、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのYouTube公式チャンネルには同じ楽曲が複数回アップロードされている場合があり、それに該当する楽曲に関しては、再生数を合算して算出しています。

では、上記のレッチリ人気曲TOP10をそれぞれ深堀りしていきましょう。

2.なんでYouTube再生数で計測したの?

理由は、世界基準を知るため。YouTubeの再生数を知ることで、レッチリに対する世界の反応が見れるのでは?と思ったためですね。

では、第1位から順にどうぞ。

3.第1位

YouTube人気第1位は、「カリフォルニケイション」で、754,216,417回再生です。

YouTube人気第1位
曲名カリフォルニケイション
収録アルバムCalifornication
シングルリリース2000年3月20日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス

「カリフォルニケイション」は、ありのままの力強さにあふれたジョン・フルシアンテの「枯れた」ギターが渋くてかっこいい。さらに、ギターソロでコード進行が変わり明るいムードに変わるところもスキがない。また、メロディアスなボーカルのハーモニー共に極上です。

Red Hot Chili Peppers – Californication [Official Music Video]

「カリフォルニケイション」の歌詞は、カリフォルニアの華やかな側面や、深い闇、そして美しい自然もあれば、それを汚す人々もいるというような、物事の陰と陽を、全てひっくるめて愛おしいとするアンソニーの世界観が濃縮された内容。

「カリフォルニケイション」のMVを担当したのは、「バイ・ザ・ウェイ」、「アザーサイド」で傑作MVを監督したジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。

このMVは、レッチリメンバーがカリフォルニアを飛び回り冒険する架空のゲームという設定。バンドと関係の深い様々なモチーフが飛び出してきます。

4.第2位

YouTube人気第2位は「アザーサイド」で、506,442,306回再生です。

YouTube人気第2位
曲名アザーサイド
収録アルバムCalifornication
シングルリリース2000年1月11日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス

「アザーサイド」は、「カリフォルニケイション」に通じるジョンの「枯れた」ギターがかっこいい。極めて音数が少ないギタープレイで「さみしげなのに力強い」ムードを盛り上げます。「アザーサイド」もギターソロ手前のブリッジで雰囲気が変わり、ギターソロで一気に加速していく感じが魂をゆさぶるかっこよさです。

Red Hot Chili Peppers – Otherside [Official Music Video]

「アザーサイド」の歌詞は、1988年に他界した親友ヒレル・スロヴァクを歌っています。薬物でハイになった「向こう側」、さらには薬物で死に至った「向こう側」を現実世界との隔たりの中で葛藤する様子を描いています。

「カリフォルニケイション」と同じく、「アザーサイド」のMVを監督したのは「バイ・ザ・ウェイ」以来となるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスのコンビ。

「アザーサイド」のMVは、ドイツの映画監督ロベルト・ヴィーネが1920年に制作した『カリガリ博士』がモチーフです。

下記のスライドで『カリガリ博士』のイメージが確認できます。

楽曲構成に円熟味を感じる哀愁を帯びた超人気曲「アザーサイド」は、ライブでも超盛り上がるレッチリの中でもかなりのエモナンバーです。

ギターソロの前に感情が溢れ出るようなカオスが訪れ、溢れ出した感情を表現するようなギターソロへと進むドラマティックな構成は鳥肌必至。

5.第3位

YouTube人気第3位は「キャント・ストップ」で、376,488,357回再生です。

YouTube人気第3位
曲名キャント・ストップ
収録アルバムBy The Way
シングルリリース2003年1月24日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督マーク・ロマネク

「キャント・ストップ」は、ライヴで最高に盛り上がるグルーヴィーな楽曲です。この曲も、ジョンが輝いています。キャッチーなカッティングフレーズ、ギターソロ、アレンジがシンプルなのに超かっこいい。上位3曲がジョン在籍時の楽曲で、しかもジョンのテイストが強い楽曲なのは偶然ではないでしょう。

Red Hot Chili Peppers – Can’t Stop [Official Music Video]

「キャント・ストップ」は、シンプルなコード進行ですが、非常に表情豊かな楽曲に仕上がっています。

撮影監督は、マイケル・ジャクソンの「スクリーム」、マドンナの「レイン」、レニー・クラヴィッツの「アー・ユー・ゴナ・ゴー・マイ・ウェイ」など数々の名作を手掛けた巨匠マーク・ロマネク。現代アーティスト、アーウィン・ワームの『ワン・ミニット・スカルプチュア』から着想を得た遊び心あふれるレッチリらしいシュールなMVが最高。

Erwin Wurm – One Minute Sculptures

フリーとジョンのレッチリ節全開のキャッチーなリフ、チャドの切れ味鋭いパワフルなドラム、アンソニーらしい遊び心あふれる知的なラップ、これらに対し、サビでは美しい歌詞とハーモニーを全面に押し出したメロウな展開で、侘び寂びを感じるレッチリ流モダンファンクに仕上がっています。

6.第4位

YouTube人気第4位は「スカー・ティッシュ」で、306,323,413回再生です。

YouTube人気第4位
曲名スカー・ティッシュ
収録アルバムCalifornication
シングルリリース1999年3月25日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ステファン・セドゥナウィ

「スカー・ティッシュ」も、ジョン・フルシアンテの「枯れた」ギターが激渋な楽曲です。この曲もシンプルな楽曲構成ゆえに、全体のハーモニーが美しく、アンソニーのヴォーカルが映えます。スライドを使ったギターソロは「さみしげなのに清々しい」歌詞の内容と相まって爽快。

Red Hot Chili Peppers – Scar Tissue [Official Music Video]

「スカー・ティッシュ(傷跡)」は、アンソニーとレッチリの歴史であり、行動の積み重ねが今を形成しているという本質をポジティブに歌い上げた歌詞が染み入ります。

グラミー受賞曲で90年代レッチリの大ヒット曲である「ギヴ・イット・アウェイ」のMVも監督したステファン・セドゥナウィが、「スカー・ティッシュ」のMVを撮影しました。またしても舞台は砂漠というロケーション。砂漠は名作を生む。

奇跡の復活でファンを熱狂させたジョン・フルシアンテの代名詞である、「枯れた」音には、哀愁や美学が凝縮されたハーモニーが宿り、レッチリの新しい側面を彩りました。

また、「スカー・ティッシュ」は「ギヴ・イット・アウェイ」以来のグラミー受賞曲となりました。

私はこの「スカー・ティッシュ」が、洋楽に夢中になるきっかけでした。初めてMV見た時、「ギターの人ノッポさんみたい」と思いましたね。帽子しか似てないけど。

7.第5位

YouTube人気第5位は「ダーク・ネセスティーズ」で、288,946,301回再生です。

YouTube人気第5位
曲名ダーク・ネセスティーズ
収録アルバムThe Getaway
シングルリリース2016年3月5日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョシュ・クリングホッファー
ドラムチャド・スミス
プロデューサーデンジャー・マウス
映像監督オリヴィア・ワイルド

「ダーク・ネセスティーズ」は、とにかく歌詞が秀逸。アンソニー自身の「闇でもがいた過去=ダーク・ネセスティーズ」が自分自身をデザインしている要素、過去の良いことも悪いこともポジティブな姿勢で受け止める器の大きさ、かっこいつけない生き様、かっこいい。

Red Hot Chili Peppers – Dark Necessities [OFFICIAL VIDEO]

物事の陰と陽をテーマにしたアンソニーらしい歌詞が秀逸です。

LAを舞台にやんちゃしまくる女性スケーターのMVがかっこいい「ダーク・ネセスティーズ」。出演しているスケーターたちは、ロングボード・ガールズ・クルー(Longboard Girls Crew)のカルメン・シェーファー(Carmen Shafer)、アマンダ・カロイア(Amanda Caloia)、アマンダ・パウウェル(Amanda Powell)、ノエル・マリガン(Noelle Mulligan)の4名。

Longboard Girls Crew X Spike TV

8.第6位

YouTube人気第6位は「スノー(ヘイ・オー)」で、281,087,243回再生です。

YouTube人気第6位
曲名スノー(ヘイ・オー)
収録アルバムStadium Arcadium
シングルリリース2006年11月20日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ニック・ウィッカム

「スノー(ヘイ・オー)」は、ジョンが奏でるメロディアスで美しいアルペジオフレーズがかっこいい。相当練習してピッキングが安定してないと、こんなにサラサラ弾けないかなり難しいフレーズなので、改めて「ジョンてすごいな」って思い知らされます。

Red Hot Chili Peppers – Snow (Hey Oh) (Official Music Video)

「スノー(ヘイ・オー)」は、ライブ映像をベースにしたMVで、2006年『ステイディアム・アーケイディアム・ワールドツアー』の10月17日、18日に行われたニュージャージー公演の一幕です。

「スノー(ヘイ・オー)」は、通算250回以上もライブで演奏されている超人気曲。ジョンが奏でる美しいアルペジオと、ドラマティックな楽曲展開は涙モノ。

「ダニー・カリフォルニア」が映画『デスノート』の主題歌に採用され、さらに、この「スノー(ヘイ・オー)」は、続編映画『デスノート the Last name』の主題歌に採用されたため、多くの日本人にレッチリが届くきっかけにもなりました。

9.第7位

YouTube人気第7位は「ダニー・カリフォルニア」で、265,433,765回再生です。

YouTube人気第7位
曲名ダニー・カリフォルニア
収録アルバムStadium Arcadium
シングルリリース2006年4月3日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督トニー・ケイ

「ダニー・カリフォルニア」はインパクトあるMVも最高にシュールでめっちゃ笑えて最高ですが、ジミ・ヘンドリックスの名ギターフレーズを引用したギターソロを抜きに語れない楽曲です。あとは、チャドのグラムロックコスプレが最高です。笑

Red Hot Chili Peppers – Dani California [Official Music Video]

このMVでカート・コバーン風のアンソニーが見れるんですが、その姿が、あまりにどっしりしてて違和感がすごい。個人的にはフリーのデヴィッド・ボウイ・コスプレが好きです。

元ネタアーティスト

  • ロカビリー:エルヴィス・プレスリー
  • 60sブリティッシュ:ビートルズ
  • サイケデリック:ジミ・ヘンドリックス、クリーム
  • ファンク:パーラメント&ファンカデリック
  • グラムロック:デヴィッド・ボウイ
  • パンク:セックス・ピストルズ
  • ゴシック:ミスフィッツ
  • ヘアメタル:ポイズン、モトリー・クルー
  • グランジ:ニルヴァーナ

「ダニー・カリフォルニア」は、様々なエフェクトを施されたサイケデリックなギターサウンドが特徴的な楽曲。

また、レッチリはこの年グラミー賞を4部門で受賞しており、「ダニー・カリフォルニア」は、グラミー最優秀ロック・ソング賞を受賞しています。

こちらは、『デスノート』の方に主題歌として起用されてますね。

10.第8位

YouTube人気第8位は「アンダー・ザ・ブリッジ」で、254,092,515回再生です。

YouTube人気第8位
曲名アンダー・ザ・ブリッジ
収録アルバムBlood Sugar Sex Magik
シングルリリース1992年5月10日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ガス・ヴァン・サント

「アンダー・ザ・ブリッジ」は、歌詞もしびれますが、最高にセンチメンタルでキャッチーなアンソニーが口ずさんだメロディが最高にかっこいい。そのメロディにジョンがコードをつけアレンジしていったというドラマもレッチリならではの感動ポイントなんです。

Red Hot Chili Peppers – Under The Bridge [Official Music Video]

1984年にデビューしたレッチリは、パワフルでエネルギッシュなファンクサウンドが持ち味のバンドでしたが、結成メンバーのヒレル・スロヴァクが他界し、絶望の淵に立たされます。

ジョン・フルシアンテ加入後に製作された「アンダー・ザ・ブリッジ」は、そういった辛く厳しい過去を乗り越えていくポジティブな意思が注がれた美しい歌詞と、ボーカルに優しく寄り添うメロウなギターの演奏が、多くの人々を魅了しハートを掴みました。

アンソニーが回想的に綴る「アンダー・ザ・ブリッジ」のMVは、『グッド・ウィル・ハンティング』や『エレファント』、ニルヴァーナのカート・コバーンをモデルに描いた『ラストデイズ』などで有名な映画監督ガス・ヴァン・サントによる作品です。

11.第9位

YouTube人気第9位は「バイ・ザ・ウェイ」で、212,232,542回再生です。

YouTube人気第9位
曲名バイ・ザ・ウェイ
収録アルバムBy The Way
シングルリリース2002年6月10日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョン・フルシアンテ
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス

「バイ・ザ・ウェイ」は、フリーとチャドが繰り出すヘヴィなグルーヴが最高にかっこいい。楽曲の構成がドラマティックで解き放たれるようなサビの展開には何度聴いても鳥肌がたちます。フリーのドロップDチューニングの激重ベースラインがたまらんです。

Red Hot Chili Peppers – By The Way [Official Music Video]

「バイ・ザ・ウェイ」はライブで一緒に歌いたい曲ナンバーワンじゃないかと思ってます。サビは間違いなく世界中で大合唱です。

「バイ・ザ・ウェイ」のMVは、なんといってもデイヴ・シェリダン演じる危ないタクシー・ドライバーが見どころ。アンソニーのハラハラ脱出劇が、楽曲のスリリングな疾走感と相まってかっこいいです。このMVが、「カリフォルニケイション」と「アザーサイド」のMVと同じチームというのもなんだか面白いです。

ラストシーンのチャドが最高。笑

タクシードライバー役のデイヴ・シェリダンは、ゴーストワールドでもサイコな役柄を演じているアメリカの俳優。

ちなみに、デイヴ・シェリダンは、「ユニバーサリー・スピーキング」のMVにも出演しており、「バイ・ザ・ウェイ」と併せてお楽しみいただけます。(ストーリーがつながっています)

12.第10位

YouTube人気第10位は、「レイン・ダンス・マギーの冒険」で、156,698,966回再生です。

YouTube人気第10位
曲名レイン・ダンス・マギーの冒険
収録アルバムI’m With You
シングルリリース2011年7月18日
ボーカルアンソニー・キーディス
ベースフリー
ギタージョシュ・クリングホッファー
ドラムチャド・スミス
プロデューサーリック・ルービン
映像監督マーク・クラスフェルド

「レイン・ダンス・マギーの冒険」は、ジョシュのギターがかなり特徴的でかっこいい曲。ジョシュの特徴でもあり、ルーツでもある「オルタナティブ・ロック」感全開のノイジーなギターフレーズと、サビのあっけらかんとしたムードとの対比が今までにないかっこよさ。ジョシュの細やかな芸が光る1曲。

Red Hot Chili Peppers – The Adventures of Rain Dance Maggie [Official Music Video]

この楽曲のアイディアは、フリーがキッチンで考案したベースラインがもとになっていて、「マギー」にまつわる物語仕立ての歌詞でストーリーが展開される楽曲。

「レイン・ダンス・マギーの冒険」は、レッチリのホームタウンであるロサンゼルスにある、ヴェニス・ビーチで夕暮れ時に撮影された本MV。69年にビートルズが行ったビルの屋上パフォーマンスから着想を得たオマージュ的作風になっています。

この曲と直接的な関係はないかもしれませんが、マギー・ダイアン・シュミットさんとジョシュの2ショット写真がレッチリのインスタ公式アカウントに投稿されています。

マギー・ダイアン・シュミットさんは、がんで2017年に17歳で亡くなられました。マギー・ダイアン・シュミットさんは、音楽やサーフィンが好きだったそうで、特にレッチリの大ファンだったのだそうです。

「レイン・ダンス・マギーの冒険」は2011年のリリースなので、直接的な繋がりはないかもしれませんが、メンバーの優しさを垣間見るようで、胸が熱くなります。

マギー・ダイアン・シュミットさんのお気に入りアルバムは「By the Way」だったそうで、特に「Dosed」が好きだったそう。

「Dosed」の優しいハーモニーと、死と愛をテーマにした歌詞に共感されたのでしょうね。

安らかな眠りにつかれますようお祈り致します。

13.人気が「全て」ではない

つまるところ、人気が「全て」ではないです。

「人気曲TOP10」企画しておきながら、身も蓋もありませんが。

TOP10に入っていない、シングルカットもされていない、でも、素敵な曲って、たくさんあると思うんです。

たとえば、僕だったら「Venice Queen」とか、そうとう胸が熱くなります。「Nevermind」とか、どこからか力が湧き上がってきたりして、とても素敵だと思ってます。

各アルバムを改めて楽しむ機会になれたら嬉しいです。

※レッチリ5thアルバム「Blood Sugar Sex Magik」

Blood Sugar Sex Magik
ワーナーミュージックジャパン
1991年リリース、「Under the Bridge」「Breaking the Girl」「Suck My Kiss」など名曲ぞろい。グラミー受賞曲「Give it Away」収録。

※レッチリ7thアルバム「Californication」

Californication
Warner Bros./wea
1999年リリース、名曲「Around the World」「Parallel Universe」グラミー受賞曲「Scar Tissue」収録。

※レッチリ8thアルバム「By the Way」

By the Way
WARNER RECORDS
2002年リリース、人気曲「By the Way」「The Zephyr Song」「Can't Stop」収録。

※レッチリ9thアルバム「Stadium Arcadium」

Stadium Arcadium
Warner Bros / Wea
2006年リリース、グラミー受賞アルバム。人気曲「Dani California」「Snow (Hey Oh)」「Tell Me Baby」収録。

※レッチリ10thアルバム「I’m With You」

I'm With You
WARNER RECORDS
2011年リリース、新ギタリスト、ジョシュ・クリングホッファー参加作。人気曲「The Adventures Of Rain Dance Maggie」「Brendan's Death Song」「Look Around」収録。

※レッチリ11thアルバム「The Getaway」

The Getaway
ワーナーミュージックジャパン
2016年リリース、新プロデューサーにデンジャーマウスを迎えた意欲作。人気曲「Dark Necessities」「Go Robot」「Sick Love」収録。

※下記は「アンソニーの半生=レッチリの歴史」がぎゅっと詰まったアンソニー・キーディス自伝。各メンバーの「出会い」「別れ」「制作の裏側」など、興味深い逸話のオンパレード。めっちゃ面白い。未読の方はぜひ。

今日は以上です。

skでした。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

記事が参考になりましたら幸いです。

深みを増した極上のグルーヴ


グレイテスト・ヒッツ
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。

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