レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ、Red Hot Chili Peppers)のフロントマン、アンソニー・キーディスが着たラフ・シモンズのMA-1について。
というわけで、早速!
写真で確認!
下記が「アンソニー・キーディスが着たラフ・シモンズのMA-1」になります。
※詳しく知りたい方は本文も併せてどうぞ。
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.ラフ・シモンズとは
ラフ・シモンズとは、1968年生まれのベルギー出身ファッションデザイナーのこと。
ラフ・シモンズは、現在までに自身のブランドであるラフ・シモンズと並行して、ジル・サンダーのクリエイティブ・ディレクター(2005-2012)、その後クリスチャン・ディオールのクリエイティブ・ディレクター(2012-2015)、カルバン・クラインのクリエイティブ・ディレクター(2016-2018)、そして現在はプラダのクリエイティブ・ディレクター(2020-)に就任しており、現在のファッション業界において多大なるクリエイションと影響力をもたらしたデザイナーです。
※写真向かって右側がラフ・シモンズ。真ん中は、プラダのデザイナー、ミウッチャ・プラダ。そして左側はアンソニー・キーディスが広告モデルを務めたこともあるマーク・ジェイコブスのデザイナー、マーク・ジェイコブス本人。
ラフ・シモンズは、音楽をファッションモチーフに扱うことも多く、早くから「ユースカルチャー×ファション」を体現してきたデザイナーです。
ラフ・シモンズは、オーバーサイズのニットや、下記のようなビッグシルエットのノースリーブフーディなどのデザインをかなり前から発表しており、それらはラフ・シモンズのアイコニックなアイテムとして有名です。一方で美しいカッティングのパターンを用いたテーラードジャケットにも定評あり。
※下記の2003年秋冬コレクションで発表されたモッズコートもラフ・シモンズの真骨頂アイテム。このコートに用いられたアートワークは、ピーター・サヴィルがデザインしたジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーのアルバムアートワーク。このようなポストパンクモチーフもラフ・シモンズらしさの1つ。コレ、いつ見てもやっぱり好きなデザイン。
ラフ・シモンズを好むアーティストは多く、中でもカニエ・ウェストが着用した下記の2001年秋冬コレクションで発表したカモフラージュ柄のボンバージャケットは有名なアイテム。このジャケットはカニエの他にも、ドレイク、リアーナ、トラヴィス・スコットが着用したことでも有名なアイテムです。
ラフ・シモンズとフレッド・ペリー
冒頭でご紹介したアンソニー・キーディスが着用しているMA-1は、ポロシャツで有名なフレッド・ペリーとラフ・シモンズのコラボアイテム。
※下記でアンソニーが着用しているのが「アンソニー・キーディスが着たラフ・シモンズのMA-1」。バックはジバンシーのリュック。
※左腕のポケット部分に付けられた「“RAF SIMONS FRED PERRY“」の赤リボン。
※この赤リボンは、下記のようにALPHA INDSUTRIES社のMA-1に付けられていたモノが元ネタ。
ラフ・シモンズは、フレッド・ペリーと2008年から協業しており、下記のとおり、2011年に一時休止しましたが、2013年の春夏でコラボが復活し、2021年現在も継続的にコラボアイテムが展開されています。
「RAF SIMONS FRED PERRY Collaboration」は2008年秋冬からはじまり、6シーズン目を迎えた2011年春夏を最後に展開を一時休止。
出典:FASHION SNAP
2.アンソニーとモード
実は結構アンソニー・キーディスは、ラグジュアリーブランドの服を着ていたりします。
アンソニーの周りにはファッション関係者も多いですし、本人もファッションショーでモデルを務めこともあったりするので、そこまで意外ではないかもですけど。
※下記も、冒頭で紹介した「ラフ・シモンズのMA-1」。インナーは映画バンカー77のTシャツ。
※上記のサングラスも、冒頭の写真と同じくレイバンの「ウェイファーラー」だと思われます。下記のモデルです。
※アンソニーはMA-1結構好きなんでしょうね。こちらはイタリアブランド、モスキーノによるMA-1。
※上記のシリーズで下記のようなレディースアイテムも展開されていました。
※下記の写真で、上記の前身頃が確認できます。MA-1の特徴的な意匠である左上腕部分のジップポケットが確認できます。パンツはルカの海パンでしょうか。
※下記はドルチェ&ガッバーナのカジュアルライン「D&G」のスイングジャケット。マニキュアとタータンチェックが似合ってますね。
※下記はプライベートではなく広告だったりするので「本人着用」というわけではないのですが、マーク・ジェイコブスが展開するユニセックスラインの「Heaven by Marc Jacobs」のコートを着てますね。
3.ちなみにフリーはリック・オウエンスを着てる
というわけで、アンソニー・キーディスはファッションも楽しんでるわけですが、実は相棒のフリーもファッションを結構楽しんでます。
※下記ではリック・オウエンスの名品、「インターシャ・レザージャケット」を着用。フリー自身も、インスタグラムでリック・オウエンスのアカウントをフォローしていたので交流があるのではないかと思います。
※下記もおそらく上記のジャケット。
※ちなみに、リック・オウエンスはパリコレに参加しているパリのファッションブランドであり、同ブランドのデザイナーですが、リック・オウエンス自身はカリフォルニア出身。下記の人物がリック・オウエンス。
※リック・オウエンスは、カリフォルニア出身らしく開放的なムードをまとっています(アンソニー同様半裸率高め)が、作品自体はアヴァンギャルドでパンクで唯一無二のクリエイション。リックのデザインは熱狂的なファンを多く生んでいます。
なお、フリーは日本を代表するファッションブランドのアンダーカバーも愛用しており、フリーがファッションデザイナーのメロディ・エサニと結婚した際に着用したウェディングスーツは、アンダーカバーのデザイナーである高橋盾氏がデザインした一着。
※下記になります。
※アンソニーとギター。
※もし「続けられるか心配だなあ」という方は一度レンタルして触れてみるのがおすすめですよ。実際に触ると色々わかったりするものです。レンタルギターに興味がある方は下記も参考になるかと思います。
※「レッチリ歴史」を知るなら「アンソニー・キーディス自伝」がうってつけです。各メンバーの「出会い・別れ・制作の裏側」など興味深い伝説のオンパレード。めっちゃ面白いですよ。気になる方は下記からどうぞ。
シンコーミュージック
貴重なプライベート写真も満載した、ファン必携の一冊です。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
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