本記事では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ、Red Hot Chili Peppers)のフロントマン、アンソニー・キーディスが「影響を受けた音楽」を解説していきます。
アンソニーは、魂の表現方法を、そこから学びます。
結論、アンソニー・キーディスが影響を受けた音楽は、非典型的です。
詳細は記事内で解説していきます!
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.パンク
アンソニー・キーディスはパンクから強く影響を受けています。
特に、「盛り上がる地元LAパンク」にどっぷり浸かっていました。
ただし、パンクは、カルチャーとしてアンソニーの生活に入り込んでおり、「単に音楽として」パンクから影響を受けていたわけではない。
ブラック・フラッグ、サークル・ジャークス、ジャームスなど、LAパンクシーンにハマっていきます。
Black Flag
アンソニーは「スタイル・唯一性・独創性」がある音楽・ミュージシャンがお好き。
アンソニーにとって「クール」かどうかは、常に重要な判断基準です。
アンソニーの「クール」とは、「人と違うこと」であり、「格好つけないこと」でもあります。
キース・モリス時代の最初期ブラック・フラッグ。
キース・モリスは現在「OFF!」で活動してます。アンソニーは「OFF!」のキャップをよく被ってました。
レッチリがNervous Breakdownをカバー
ブラック・フラッグ、初期の名曲Nervous Breakdownをレッチリがカバーしています。
Nervous Breakdownからの、Under the Bridgeという。さすがです。
野外でNervous Breakdown出来るのは、レッチリだけでしょう。
※下記、ブラックフラッグ最初期のEP「Nervous Breakdown」です。
Keith Morris
LAパンク・USハードコアシーンを牽引した80年代を代表するパンクボーカリスト、キース・モリス。
キース・モリスが活動した主要なバンドは下記のとおり。
- Black Flag
- Circle Jerks
- OFF!
※下記、サークルジャークスのデビューアルバム(大傑作)。
Epitaph Records
これもLAハードコアパンクのド名盤。
※下記は、OFF!の3rdアルバム(OFF!のジャケは毎回レイモンド・ペティボン。格好いい)。
パンクの定盤・名盤
パンク定盤名盤・厳選10作品を「パンクの定番名盤オススメ10選!【UKパンク・NYパンク・LAパンク】」にまとめていますので、お役立ていただけたら幸いです。
Black FlagやDead Kennedysなど、レッチリと関係のあるLAパンクも紹介しています。
2.ファンク
アンソニーには、パンクと同列でディーヴォやトーキング・ヘッズ、デファンクトなども楽しめる懐の深さがあります。
常にオープンマインドなアンソニーだからこそ、「独自のアンテナ」に反応すれば、ジャンルやカテゴリーに囚われることなく、受け入れていきます。
Defunkt
初期レッチリに強烈な影響を与えたデファンクト。
デファンクトは、ニューヨークのジャズ界隈で活躍したファンク集団。
メンバーのボーカル兼トロンボーン奏者のジョセフ・ボウイは、フリージャズ・トランペッターで有名なレスター・ボウイの実弟。
彼らのゴリゴリファンクサウンドがアンソニーを夢中にさせます。
下記は、デファンクト(Defunkt)の1980年リリース1stアルバム収録「メイク・ゼム・ダンス」。
※下記、幻の名品。デファクトによる「Defunkt」。
コロムビアミュージックエンタテインメント
レッチリへの影響をひしひし感じさせるファンクネス。
それとアンソニーとフリー共にジョージ・クリントンからも絶大なる影響を享受しています。
※下記もあわせてどうぞ!
3.実父
アンソニー・キーディスの音楽ルーツは、実父ジョン・キーディスからの影響も大きいです。
アンソニーの両親は、幼少時に離婚しており、アンソニーと実父ジョンは、離れて生活していました。しかし、アンソニーは、父に、憧れ、敬い、あらゆる影響を受けています。
Blackie Dammett
実父ジョン・キーディスは、ブラッキー・ダメットという芸名で、俳優業を行っていました。
アンソンーの隣が実父。
ハリウッドでイケイケだった、父ジョンは、レッド・ツェッペリンや、ディープ・パープル、ロッド・スチュワートなどのライブにアンソニーを連れ回しました。
アンソニーは、「遊びの達人」父ジョン・キーディスから、「遊び方・文学・音楽・クラブ・ドラッグ」など、「クールな事」を教わったといいます。
アンソニーの「クール」へのこだわりは、父ジョンからの影響です。
下記の動画で、メル・ギブソンと共演している「赤のバッファローチェックのネルシャツを着た男」が、ブラッキー・ダメットこと、ジョン・キーディスです。
Cole Dammett
実は、アンソニー、コール・ダメットとして子役活動をしていました。
4.結論、型にはまらない
アンソニーは、パンクから影響を受けている。しかし、パンクは、カルチャーとしてアンソニーの生活に入り込んでおり、「単に音楽として」パンクから影響を受けていたわけではない。
さらに、常にオープンマインドなアンソニーだからこそ、「独自のアンテナ」に反応すれば、ジャンルやカテゴリーに囚われることなく、受け入れており、ファンクや、ニューウェーブなどからもインスピレーションを得ている。
そして、アンソニーは、「遊びの達人」父ジョン・キーディスから、「遊び方・文学・音楽・クラブ・ドラッグ」など、「クールとは?」を教わった。
※アンソニーとギター。
※もし「続けられるか心配だなあ」という方は一度レンタルして触れてみるのがおすすめですよ。実際に触ると色々わかったりするものです。レンタルギターに興味がある方は下記も参考になるかと思います。
アンソニーの経歴・タトゥー・筋肉など
こちらの「アンソニー・キーディスといえばコレ!【5分で魅力を解説】」もお役に立つこと間違いなし!「アンソニーのタトゥー」の解説もあり。
※「レッチリ歴史」を知るなら「アンソニー・キーディス自伝」がうってつけです。各メンバーの「出会い・別れ・制作の裏側」など興味深い伝説のオンパレード。めっちゃ面白いですよ。気になる方は下記からどうぞ。
シンコーミュージック
貴重なプライベート写真も満載した、ファン必携の一冊です。
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
※深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
グレイトの最上級、それがグレイテスト。必聴だよ。
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