本記事では、レッチリ(Red Hot Chili Peppers)のベーシスト、フリー公式、フェンダー・シグネチャーベースの2モデルを解説していきます。
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ続編
Music ∞♡ / Jazz / Punk / Rock / Funk / Electronic Music 1984年生まれ。東京在住。
プロフィール詳細
1.FLEA JAZZ BASS
まず1つ目はこちら!
このフリー・シグネチャーモデル「FLEA JAZZ BASS」は、フェンダーが「フリーのベーシストとしての功績を讃える」ために、フリーがファンから贈られて大事にしている「フェンダー61年製ジャズベース」を再製作しよう!という経緯で誕生しました。
「FLEA JAZZ BASS」は、フェンダーのエンセナダ工場(メキシコ)で製造されています。
下記のベースですね。
このベースは、フリー所有の「フェンダー61年製ジャズベース」を忠実に再現したデザインとなっており、シェルピンク・カラーが絶妙な仕上がりです。
※この「FLEA JAZZ BASS」の発売当時、下記のようにフリー・スタイル・コンテスト(#myfleastyle)も行われていました。
なお、「FLEA JAZZ BASS」は、パッシブピックアップの「Pure Vintage ’64 Jazz Bass」を2基搭載しており、ヴィンテージらしいウォームなサウンドが持ち味。
ヴィンテージサウンドの肝となる、ヴィンテージスタイルのピックアップは、ピュアなトーンと1960年代のあの素晴らしいFender Bassのサウンドを継承しています。
出典:FLEA JAZZ BASS®
また、初期のジャズベースの特徴である、スタックノブ仕様である点も、この「FLEA JAZZ BASS」の重要なポイントです。
スタックノブは、ボリュームコントロールとトーンコントロールが「スタック=積まれた」形状のノブで、「FLEA JAZZ BASS」は61年前期まで採用されていたスタックノブと同様に、ネック側ピックアップと、ブリッジ側ピックアップの2コントロール仕様になっています。
※61年後期からは、現在でもお馴染みの2ボリューム1トーン仕様が採用され始めます。
ボディ材はアルダー。
※Made in Mexicoのため低価格に抑えられてはいますが、随所にこだわりを散りばめた、非常にコスパの高い1本です。
しかも、塗装は本物のヴィンテージと同じニトロセルロースラッカーフィニッシュなので、ヴィンテージと同様、経年劣化によるベースの成長を味わえます。
この「FLEA JAZZ BASS」は、ニトロセルロースラッカーフィニッシュを丁寧にレリック加工しているので、長年使い込んだかのような風合いが秀逸。下記写真のフリー所有「フェンダー61年製ジャズベース」の「くすんだシェルピンク」を再現したカラーも絶妙。
※フェンダー公式サイトに表示されている定価は税込192,610円ですが、アマゾン正規店では「FLEA JAZZ BASS」が税込156,000円(2021年11月時点)で販売されていましたので、気になる方は要チェックです。
下記の動画は、「FLEA JAZZ BASS」のオフィシャル・プロモーション動画です。フリーの自宅で撮影されており、養蜂スタイルのフリーもぜひチェックしてみてください。
※ドナ・リー口ずさんでます。
2.FLEA ACTIVE JAZZ BASS
そして2つ目はこちら!
このフリー・シグネチャーモデル「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」は、2018年のサマーNAMMショーにて発表されたベースで、最初に紹介したフリーが近年メインで使用している「フェンダー・カスタムショップ製フリー・ベース」を再現しています。
「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」は、フェンダーのコロナ工場(アメリカ)で製造されています。
正真正銘Made in USAの1本。
下記のベースですね。
「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」も、ボディ材はアルダーを採用。
ブリッジには、豊かなサステインを誇る「HiMass™ブリッジ」を採用しています。
※フリーが使用している「フェンダー・カスタムショップ製フリー・ベース」のブリッジは、「バダスブリッジ」。
なお、「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」は、アクティブピックアップの「Fender Custom Humbucking」を搭載しており、高出力ならではのパワフルなサウンドが持ち味。
カスタムシェイプのJAZZ BASSボディに搭載された高出力ハムバッカーピックアップとFENDER CUSTOM 18Vプリアンプの組み合わせが、重量感のあるサウンドを実現し、壮大なパワーでオーディエンスを圧巻します。
出典:FLEA SIGNATURE ACTIVE JAZZ BASS® (INTERNATIONAL)
また、プリアンプには「Fender Custom 18-volt Preamp」を採用しているので、フリーが使用している「フェンダー・カスタムショップ製フリー・ベース」に採用されているプリアンプ「アギュラーOBP-1」 にも引けを取らないパワフルさです。
そして、サテンフィニッシュのメイプルネックには、ミディアム・ジャンボフレットがセットされており、フリーが使用している「フェンダー・カスタムショップ製フリー・ベース」と同様に22フレット仕様。
ボディはウレタン塗装で、サテン・インカ・シルバーとサテン・シェルピンクの2色展開。
スティングレイ系のフリーらしいゴリゴリサウンドと、フェンダーらしいジャズベのルックスをかけ合わせた、イイトコどりの1本。
※フェンダー公式サイトに表示されている定価は税込227,700円ですが、アマゾン正規店では「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」が税込181,942円(2021年11月時点)で販売されていましたので、気になる方は要チェックです。
下記の動画は、「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」のオフィシャル・プロモーション動画です。
3.結論、それぞれ代え難い魅力
フリーのように幅広い奏法を使いこなすベーシストにとってアクティブ仕様のベースは非常に心強いですよね。
一方で、王道のジャズベースも、万能に使えて、代え難い魅力を持っている。。
とはいえ、レッチリにおけるアンサンブルでは、アクティブ仕様のベースサウンドが重要な役割を担っていることは間違いないですので、個人的には「FLEA ACTIVE JAZZ BASS」が、実用度がとても高そうかなと思いました!
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
※深みを増した極上のグルーヴ
WARNER RECORDS
深みを増した極上のグルーヴ序章
ワーナーミュージック・ジャパン
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