ジョン・フルシアンテ中期ソロ作品!2004年〜2009年のアルバム&EP紹介!【John Fruscianteの30代】

ジョンは2003年に8作品も制作してるみたいだけど、全部一人で制作してるのかな?
それと、初期作品みたいな弾き語りスタイルで制作してるのか知りたいな。

今回は、このようなご要望にお応えしますっ!

ジョンが2003年に制作し、2004年〜2005年にリリースされた8作品は、どの作品もジョンが中心となって様々なアーティストと共に制作されています。

初期作品のような弾き語り曲も多く制作しており、バンドスタイルの楽曲や、シンセをメインで使用して制作した作品など、幅広い表現をリスナーに届けています。

では早速いきましょう!

ブックマークしておけば好きな時に読み返せるよ〜
あと、Twitter(@sk1984com)ではブログの更新情報や音楽ネタをお知らせしてるよ〜

6月21日(月) 22日(火)

» LEARN MORE:「マストアイテム・QOL爆上がりスマート家電」プライムデー開催中!

sk

・レッチリ好きになったキッカケは1999年のCalifornication

・中2時にテレキャスターを購入、ダフネブルー

・ジャズも好きで某ジャズ館で2年査定と作品レビューをしてました

・衣食住に関心があり2年バリスタを学んだ後、レストランへ就職

・ワイン好きが高じて独学でソムリエ資格取得、数年後都内某レストランにてシェフ・ソムリエを任されてました

・色々やってますが、このブログはレッチリ関連情報主体です!

プロフィール詳細

フォローしてね
  1. 1.4thアルバム:Shadows Collide with People
    1. ジョン作品の中では高い制作費を掛けている
    2. レッチリメンバーが多数参加している
    3. ジョシュ・クリングホッファーが参加している
  2. 2.5thアルバム:The Will To Death
    1. 1ヶ月でレコーディングされている
    2. 最小限の期間と機材で制作されている
    3. 全曲でジョシュがドラムを担当している
  3. 3.アタクシア前編:Automatic Writings
    1. 10曲を二週間で仕上げている
    2. ミニマムベースが醸す退廃感
    3. 神がかり的な即興演奏
  4. 4.3rd EP:DC EP
    1. 2日間でレコーディングされた
    2. プロデュースをイアン・マッケイに依頼
    3. ドラムをジェリー・ブッシャー(フガジ)に依頼
  5. 5.6thアルバム:Inside of Emptiness
    1. 5日間でレコーディングされた
    2. ヘヴィな歌詞
    3. ジョン・フルシアンテ流グランジ
  6. 6.ジョシュ連名:A Sphere In The Heart Of Silence
    1. ジョシュと連名の作品
    2. シンセ主体のポストパンク
    3. ジョシュの美しいボーカル
  7. 7.7thアルバム:Curtains
    1. 本作で連続リリースが完結した
    2. ドラムをオートラックスのカーラ・アザールに依頼
    3. ジョンのボーカルが清々しい
  8. 8.アタクシア後編:AW Ⅱ
    1. 珠玉のセッション後編
    2. 後半も神がかってる
  9. 9.8thアルバム:The Empyrean
    1. サイケデリックなコンセプトアルバムである
    2. 豪華ゲストの参加
    3. “Enough of Me” / “One More of Me” を収録
    4. ジョンの曲が使われた映画
    5. ジョンの全アルバム
  10. ジョン怒涛の2004年〜2009年

1.4thアルバム:Shadows Collide with People

アルバムタイトルShadows Collide with People
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2003年
リリース2004年2月24日
レーベルWarner Bros.
パーソネルジョン・フルシアンテ
ジョシュ・クリングホッファー
チャド・スミス
フリー(bass on “The Slaughter”)

ジョン作品の中では高い制作費を掛けている

まずは、「ジョン作品の中では高い制作費を掛けている」ところが本作の重要ポイントです。

ま、とはいえ、メジャーレーベルの作品制作費としては高すぎることはなく、金額にして1,600万円ほど。

スタジオレコーディングなので、本作はセルフ・レコーディングな「剥き出しの生々しい手触り」はありません。

まさに、スタジオアルバムな仕上がりです。ゲストも豪華。

ちなみに、これまでは、自前のマルチトラックレコーダーで制作されています。

なので、音質などに対する批評などもあり、ジョンはうんざりしていました。

レッチリ復帰以降のジョンの功績や、レッチリ2002年リリースの『バイ・ザ・ウェイ』でのヒットも手伝い、「ワーナーからのリリース」ということで予算に余裕があったんでしょうね。

この機会にということで、スタジオ(ハリウッドのセロ・スタジオ)を使い、機材とスタッフをたっぷり揃えて制作されました。

そのため、音質に対する安易な批評とは無縁の上質なサウンドプロダクトとなっています。

レッチリメンバーが多数参加している

つぎに、「レッチリメンバーが多数参加している」これも重要ポイントです。

ドラムにはレッチリのチャド・スミスを起用し、過去のジョン作品の中でも極めて「レッチリファン・フレンドリーな作品」です。

チャドが叩くと、ものすごくメジャーサウンドになりますね。さすが。

なので、レッチリ好きの方も含め、ジョン・フルシアンテ入門アルバムとしても最適な作品がこの『シャドウズ・コライド・ウィズ・ピープル』なんです。

1stや2ndを聴いて、「ジョンのソロはなんだかとっつきにくいなあ」と思われた方も、もしかしたら、この作品はすっと馴染むかもしれません。

ちなみに、このアルバムの楽曲は、『バイ・ザ・ウェイ』のレコーディング中に書き留めていたアイディアがもとになっています。

更に、レッチリのフリーが「ザ・スローター(The Slaughter)」にアップライトベースで参加しています。

また、「チャンス(Chances)」と、「23 ゴー・イン・トゥ・エンド(23 Go in to end)」の2曲で、マーズ・ヴォルタのオマーがゲスト参加。

「セカンド・ウォーク(Second Walk)」でのパワフルなチャドのドラムと、エネルギーに満ちたジョンのポジティブなギターの音色はレッチリファンにまっすぐ刺さりそうです。

生き生きとしたジョンの姿。

ジョシュ・クリングホッファーが参加している

最後に、「ジョシュ・クリングホッファーが参加している」これも重要ポイントですね。

3つ目のポイントは、なんといってもジョシュ・クリングホッファーの参加です。

ちなみに、ジョシュは本作制作時、24歳です。ジョンは33歳。

ジョシュは、21歳ごろから本格的な音楽活動を始めています。

ジョシュがレッチリに加入したのは2009年なので、30歳の時。

今となっては、「元レッチリのギタリスト」として認識されているジョシュですが、この頃はまだ多くの人にとって未知の存在だったと思います。

なにしろ、この頃は今ほどアーティスト情報が多くは出回っていませんでしたから。

ジョン・フルシアンテはこの作品以降、長きに渡りジョシュ・クリングホッファーと作品制作を共に行うようになります。

相当フィーリングが合うんでしょうね。

ジョシュはレッチリにギタリストになるべくしてなったのでしょう。

本作で、ジョンとジョシュがいかに近しいフィーリングをもったアーティストであるかが感じられと思います。

「ボーカルハーモニー」や、「ギターのニュアンス」など、ジョシュと協力したことでメランコリックな側面が鮮やかに描かれています。

特に作曲を共にした「オミッション(Omission)」と、「-00Ghost27」の2曲は、「陰と陽」の存在かのように対象的でありながらも、共通した世界観を伴った楽曲になっています。

「オミッション(Omission)」は、「美しいアコースティックの響き」と、「パンクの初期衝動」的な疾走感と、「キャッチーなメロディセンス」が、

ポジティブなエネルギー」にあふれており、アルバムを象徴するような曲です。

対する「-00Ghost27」は、「感傷的なホワイトノイズ」と、「折り重なるシンセの音像」が、「退廃的でドラマティック」な楽曲で、この2曲が「光と影」を見せているようで美しく、なぜかめちゃくちゃ清々しい。

John Frusciante – Omission
John Frusciante – Omission

2.5thアルバム:The Will To Death

アルバムタイトルThe Will To Death
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2003年12月〜2004年1月
リリース2004年6月22日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ
ジョシュ・クリングホッファー

静かに降る雨の日に、家でじっくり聴きたい、そういうアルバム。

音の配置とか、まじで最高。

1ヶ月でレコーディングされている

まずは、「1ヶ月でレコーディングされている」ところが本作のポイントです。

2003年12月から2004年1月、1ヶ月弱という超短期間でレコーディングされた、本作。

ジョンは、「レッチリの半年間ほどの休暇期間中に本作を含む6作品を仕上げる」という驚異の制作力を発揮。

しかも、内容がめちゃ濃い仕上がりの作品ばかり。

本作収録の、「ウィッシング(Wishing)」、「ザ・ウィル・トゥ・デス(The Will To Death)」、「ザ・ミラー(The Mirror)」など、ジョンの繊細で優しいメロディセンスが爆発しています。

死にまつわる歌詞、ジョンのコードセンスを存分に楽しめる内容。

「ヘリカル(Helical)」のような美しいギターのインスト曲も超美しい。

最小限の期間と機材で制作されている

つぎに、「最小限の期間と機材で制作されている」これも本作のポイントです。

前作の『シャドウズ・コライド・ウィズ・ピープル』は、費用と時間をたっぷり使い制作されたアルバムだったのに対し、この『ザ・ウィル・トゥ・デス』は、費用も時間も最小限に留めるという試みで制作されています。

全曲でジョシュがドラムを担当している

最後に、「全曲でジョシュがドラムを担当している」ところも本作のポイントです。

前作の『シャドウズ・コライド・ウィズ・ピープル』から、ジョシュと共同制作をしていますが、本作以降、ジョン作品の多くでドラムをジョシュが担当しています。

ジョシュは、ドラム以外にもキーボードや、シンセサイザー、ベースも演奏し、ジョン・フルシアンテの創作をサポートしています。

本作は基本的に、ジョン・フルシアンテとジョシュ・クリングホッファーの演奏のみで構成されています。

John Frusciante – Wishing
John Frusciante – Wishing

3.アタクシア前編:Automatic Writings

アルバムタイトルAutomatic Writings
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2004年1月
リリース2004年8月10日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ(vo,g,syn)
ジョー・ラリー(b,vo)
ジョシュ・クリングホッファー(dr,syn,vo)

10曲を二週間で仕上げている

まずは、「10曲を二週間で仕上げている」ところが本作のポイントです。

このアタクシアは、ジョンと、ジョシュと、ジョー・ラリー(フガジのベーシスト)の3人で組んだ即席バンド。

ジョンは、『ザ・ウィル・トゥ・デス』のレコーディングとほぼ同時期の2004年1月に、このアタクシアで10曲、約80分ほどの楽曲を二週間で仕上げました。

これらの10曲の楽曲は前編と後編に分けてリリースされ、本作は、前編にあたります。

ジョー・ラリーが加わることで、ジョンのポストパンクなセンスが強調され、それらに呼応するようにオルタナティブなジョシュのセンス溢れるドラムが楽曲をドラマティックに展開させています。

「ダスト(Dust)」や、「アディション(Addition)」では、UKニューウェーブや、ポストパンクからの影響を色濃く見せ、ギターの浮遊感や淡々としたベース、ふつふつと盛り上がっていくドラムアレンジが、リスナーをサイケデリックな世界観へ引きずり込んでいきます。

ミニマムベースが醸す退廃感

つぎに、「ミニマムベースが醸す退廃感」、これもポイントです。

つまり、ジョー・ラリーの存在感が本作のポイントになってます。

「モントリオール(Montreal)」では、ジョー・ラリーがボーカルを担当しています。

葛藤する心理描写を描いた瞑想的な歌詞と、空間を生かした空虚感はいかにもフガジ的。めちゃかっこいい。

不穏なグルーヴを淡々と刻み続けるリズム隊と、感情が今にも爆発しそうな酩酊感のあるボーカル、そして感情の乱れを表現するような呪術的なジョンのきれぎれなギターは、現代アートを鑑賞するようなスリルを聞き手に与える。

しびれる。

神がかり的な即興演奏

最後に、「神がかり的な即興演奏」ところもポイントです。

ジョー・ラリーのベースと同じぐらい、ジョシュの神がかったドラムプレイも本作のポイントです。

このアルバムのリリース時のインタヴューで、「ジョシュのドラムは神がかっていた」とジョンが言うように、長尺で実験的な楽曲で、集中力を切らさないジョシュのプレイは、本当に神がかっている。

全曲すごいんだけど、特に「アナザー(Another)」、「ザ・サイズ(The Sides)」は異常なほどに冴えている。

ジョシュ・クリングホッファーは、レッチリでの活躍もそうであったように、バンドや楽曲に対して思慮深く謙虚で献身的。

豊かな感受性に裏付けられた洞察力で、徐々に楽曲を盛り上げていく手腕はまさに「神がかっている」。

Ataxia – The Sides
Ataxia – The Sides

4.3rd EP:DC EP

EPタイトルDC EP
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2004年2月9日、10日
リリース2004年9月14日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ(vo,g,b)
ジェリー・ブッシャー(ds)

簡素で飾らない楽曲本来の魅力をむき出しにした、

イアン・マッケイ・プロデュースの美しい作品。

2日間でレコーディングされた

まずは、「2日間でレコーディングされた」ことが本作のポイントです。

6連続リリースの3作目にあたるこの『ディーシー・イーピー』は、「インナーイヤー・スタジオ」でわずか2日間でレコーディングされました。

本作の楽曲は、ジョンが『バイ・ザ・ウェイ・ツアー』中に作った楽曲です。

ツアー中ジョンは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをよく聴いていたらしく、どこかしこにメランコリックなそのムードを感じることが出来ます。

プロデュースをイアン・マッケイに依頼

つぎに、「プロデュースをイアン・マッケイに依頼」これはかなり重要ポイント。

ジョンは過去のソロ作品において、全てセルフプロデュースで制作してきました。

ジョンはその慣れたプロセスを人に委ねる事を思いつき、フガジのイアン・マッケイに依頼します。

更に、本作は、マイナー・スレットやフガジのレコーディングでお馴染みの、「インナーイヤー・スタジオ」でレコーディングされ、楽器、アンプ、レコーディング機材など、全てジョン自前ではなく、人の力を借りるというところにこだわって制作されています。

「ディゾルヴ(Dissolve)」では、フガジのギー・ピチョットのレスポール・ジュニアを借りて演奏しています。

ドラムをジェリー・ブッシャー(フガジ)に依頼

最後に、「ドラムをジェリー・ブッシャー(フガジ)に依頼」これも重要ポイントです。

ジェリー・ブッシャーのドラムはタイトで、ポスト・ハードコアの独特なシティ感があって、硬さがあり、エッジが立っててかっこいい。

本作で、ジョンは、制作の全てをフガジ・ファミリーと共にし、『バイ・ザ・ウェイ』の「ドースト(Dosed)」や、「テアー(Tear)」などに通じるソフトでメロウな佳曲を、『人に委ねた』ことで得られた学びの数々が、今後の作品制作にも作用していく。

John Frusciante – Dissolve
John Frusciante – Dissolve

5.6thアルバム:Inside of Emptiness

アルバムタイトルInside Of Emptiness
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2004年1月
リリース2004年10月26日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ
ジョシュ・クリングホッファー

5日間でレコーディングされた

まずは、「5日間でレコーディングされた」ことが本作のポイントです。

本作のほとんどのプロダクションは、ジョンとジョシュの二人で行われました。

本作制作はわずか5日間。

たった5日間で10曲40分のアルバムを仕上げています。

驚異的すぎる。

ヘヴィな歌詞

つぎに、「ヘヴィな歌詞」これも、本作のポイントです。

本作は、ほぼ全てにおいて優しくメロウな特徴を持った曲が多いのですが、歌詞の内容は極めてヘヴィ。

「空虚」、「寂しさ」、「悲しさ」、「虚しさ」などをテーマにした歌詞は、涙腺ゆるみまくりな美しいソングライティングと溶け合い、心揺さぶられる。

ジョン・フルシアンテ流グランジ

最後に、「ジョン・フルシアンテ流グランジ」なところも、本作のポイントです。

本作は、抑えようのない爆発しそうな感情をともなった作品です。

その爆発力は、カート(コバーン)が訴えたグランジの世界観に近い。

悲しみ、そして優しさ。

苦しみの時期(1992年〜1998年)を乗り越えたジョンだからこそ、説得力のある優しさがにじみ出ています。

「ルック・オン(Look On)」のジョンによるジョンの真骨頂的なギターソロ必聴。

「666」には、オマーが3:37からギターソロを担当しています。

オマーが入るとたちまちマーズ・ヴォルタのようなカオスが現れるセンスには脱帽。

John Frusciante – 666
John Frusciante – 666

6.ジョシュ連名:A Sphere In The Heart Of Silence

アルバムタイトルA Sphere In The Heart Of Silence
アーティストジョン・フルシアンテ & ジョシュ・クリングホッファー
制作時期2004年4月9日〜11日
リリース2004年11月23日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ
ジョシュ・クリングホッファー

ジョシュと連名の作品

まずは、「ジョシュと連名の作品」、これが本作の重要ポイントです。

本作は「ジョンとジョシュ」初の連名名義によるリリース。

今までと何が違うのか?

シンセ主体のポストパンク

次に、「シンセ主体のポストパンク」、これも重要ポイントです。

今までと何が違うのか?

そう、シンセ主体の楽器編成というところが、本作が以前と圧倒的に違うポイントなんです。

本作では、シンセとシーケンサーを多用しています。

なので、響きはかなりエレクトロニカ的。

でも、あくまでもポストパンク方向からのアプローチで制作されている。

だから、本質的には『インサイド・オブ・エンプティネス』で、表現していた魂の在り方と変わりはない。と、ジョンは言います。

制御された電子楽器を使用して、感情のこもった作品に仕上げています。

「アフター・グロウ(After Glow)」は、ここまでの連作を整理するようでもあり、複雑に多様な要素が溶け合う。

「ウォールズ(Walls)」での電子楽器によるアプローチには、グランジの精神を感じます。

冷淡にプログラムされたビートが追ってきた後、ジョシュの生ドラムが背後から襲ってくるという構成が、超かっこいい。

ジョシュの美しいボーカル

最後に、「ジョシュの美しいボーカル」、これも重要ポイントです。

「コミュニーク(Communique)」、「アット・ユア・エネミーズ(At Your Enemies)」、「サロゲート・ピープル(Surrogate People)」のリード・ボーカルは、ジョシュが担当しています。

ジョシュの繊細で優しい、でも力強い、じわじわ燃えるような歌唱も素晴らしくて。

聴き入ってしまう。

John Frusciante & Josh Klinghoffer – The Afterglow
John Frusciante & Josh Klinghoffer – The Afterglow

7.7thアルバム:Curtains

アルバムタイトルCurtains
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2004年5月8日〜14日、5月19日〜23日
リリース2005年2月1日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ
ケン・ワイルド(b)
カーラ・アザール(ds)

本作で連続リリースが完結した

まずは、「本作で連続リリースが完結した」ことが本作のポイントです。

6連続リリースの完結編である本作は、前作の『ア・スフィアー・イン・ザ・ハート・オブ・サイレンス』とは対照的に、全編アコースティックを主体とした編成による作品です。

ジョン・フルシアンテの自宅で、リビングのリラックスした環境で宅録されました。

ドラムをオートラックスのカーラ・アザールに依頼

つぎに、「ドラムをオートラックスのカーラ・アザールに依頼した」ところも本作のポイントです。

本作のドラムは、ジャック・ホワイトのソロなどでも活躍するオートラックスのカーラ・アザールを起用しました。

「優しく」、「繊細で知的」、そして「切れのあるビート」をもたらしています。

ちなみに、本作にも「レバー・プルド(Lever Pulled)」と、「アンヌ(Anne)」2曲でオマーがリードギターで参加しています。

ジョンのボーカルが清々しい

最後に、「ジョンのボーカルが清々しい」ところも本作のポイントです。

本作は、温かみのあるアコースティックサウンドを基調としており、ジョンのボーカルにフォーカスしています。

そのため、基本的に演奏のほとんどが、歌を引き立てる穏やかな仕上がり。

これがめちゃいい。

ジョンのソングライティングの素晴らしさ、メロディーとハーモニーの美しさを堪能できる大傑作。

「ザ・パスト・リシーズ(The Past Recedes)」、「レバー・プルド(Lever Pulled)」、「ユア・ウォーニング(Your Warning)」、「ホープ(Hope)」など、佳曲揃い。

John Frusciante – The Past Recedes
John Frusciante – The Past Recedes

8.アタクシア後編:AW Ⅱ

アルバムタイトルAW Ⅱ
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2004年1月
リリース2007年5月29日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ(vo,g,syn)
ジョー・ラリー(b,vo)
ジョシュ・クリングホッファー(dr,syn,vo)

珠玉のセッション後編

まずは、「珠玉のセッション後編」、これが本作のポイントです。

2004年1月の2週間でレコーディングされた『オートマティック・ライティング』の後半が本作に収録されています。

ポストパンク直系で後半も超かっこいいい。

後半も神がかってる

つぎに、「後半も神がかってる」これも本作の重要ポイントです。

後半も三者は神がかってる。

ベースの陶酔リフが、グイグイ引きすりこんでいく「アテンション(Attention)」。

演奏の完成度がめちゃめちゃ高い。

「ハンズ(Hands)」の呪術的な手拍子がチャント的でもあり、ドラムとの絡みやアイデアが量産されてくる様がかっこよすぎる。

ジョンがリスペクトするギタリストたちの香りが漂う、「ザ・ソルジャー(The Soldier)」はマガジンのジョン・マッギオーク(ジョン・マクガフ)や、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルを思わせ、たまらん。かっけぇえ。

Ataxia – The Soldier
Ataxia – The Soldier

9.8thアルバム:The Empyrean

アルバムタイトルThe Empyrean
アーティストジョン・フルシアンテ
制作時期2006年12月〜2008年3月
リリース2009年1月14日
レーベルRecord Collection
パーソネルジョン・フルシアンテ(vo,g,key)
フリー(b on 3,6,7,11,12)
ジョシュ・クリングホッファー(dr,syn,p)

サイケデリックなコンセプトアルバムである

まずは、「サイケデリックなコンセプトアルバムである」ことが本作のポイント。

本作は、非常に作り込まれています。

じっくり丁寧に作った「サイケデリック」な作品です。

1曲目「ビフォア・ザ・ビギニング(Before The Begginig)」は、ファンカデリックの「マゴット・ブレイン」の引用。

1曲目が象徴するように、精神世界にフォーカスしたサイケデリックな作品です。

2曲目「ソング・トゥ・サイレン(Song To Siren)」は、ティム・バックリィのカバー。

ちなみに本作の制作時期は、『ステイディアム・アーケイディアム・ワールドツアー』の真っ只中に行われています。

豪華ゲストの参加

つぎに、「豪華ゲストの参加」ことも本作のポイント。

本作には、ゲストも多く参加しています。

ジョシュも全編でサポート。

レッチリのフリーも多くの楽曲でベースを演奏しており、ドラマティックな楽曲展開を盛り上げます。

ザ・スミスのジョニー・マーも参加していて、「イナフ・オブ・ミー(Enough of Me)」では鮮やかなエレキギターを、「セントラル(Central)」では力強いアコースティックギターを、ジョニー・マーのセンスが光る。

“Enough of Me” / “One More of Me” を収録

最後に、「”Enough of Me” / “One More of Me” を収録」しているところも本作のポイント。

「イナフ・オブ・ミー(Enough of Me)」と、「ワン・モア・オブ・ミー(One More of Me)」は、

共通のメロディを持っていますが、その語り手は異なる人格、存在で、ジョン・フルシアンテは発声をコントロールすることで、その異なるキャラクターを演じ分けています。

ソナス・カルテットのストリングスも相まって、ミュージカルの一幕を思わせるドラマティックなアレンジが最高にかっこいいこの2曲。

完成度超高いです。

John Frusciante – Central
John Frusciante – Central

ジョンの曲が使われた映画

ジョン・フルシアンテの曲が、ヴィンセント・ギャロ監督主演のBrown Bunnyのサントラに収録されています。映画のために描き下ろした楽曲!

» 「ブラウン・バニー」作品ページをチェックする

ジョンの全アルバム

ジョンのスタジオアルバムは全部で11枚。

僕は、3rdアルバムのTo Record Only Water for Ten Daysと、8thアルバムのThe Empyreanが好みです。

ジョン怒涛の2004年〜2009年

2004年から2009年までにジョン・フルシアンテは9作品をリリースしており、驚異的なことにそれらの作品の多くはレッチリのアルバム制作前の約1年ほどで制作されています!

アンディ・ウォーホルが天才の定義に「多作」であることを言及していた記事を思い出しました。まさに、ジョン・フルシアンテは多作。つまり、天才。

ジョン・フルシアンテ関連記事

JOHN
ジョン・フルシアンテ完全ガイド!基本と深堀り!【レッチリの天才ギタリストのプロフィール・おすすめ曲・使用機材・ソロ活動も紹介】
JOHN
ジョン・フルシアンテが若い頃に影響を受けたギタリスト!音楽ルーツ紹介!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテ在籍時のレッチリおすすめアルバム3選!【Red Hot Chili Peppers】
JOHN
ジョン・フルシアンテのプレイスタイル紹介!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテのソロアルバム完全ガイド!全ソロ作品紹介!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテ初期ソロ作品!1994年〜2001年のアルバム&EP紹介!【John Fruscianteの若い頃】
JOHN
ジョン・フルシアンテ中期ソロ作品!2004年〜2009年のアルバム&EP紹介!【John Fruscianteの30代】
JOHN
ジョン・フルシアンテ近年ソロ作品!2012年〜のアルバム&EP紹介!【John Fruscianteの40代】
JOHN
ジョン・フルシアンテ使用機材まとめ!ギター・エフェクター・アンプ完全ガイド!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテ音作りのポイント解説!各機材のセッティング紹介【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテ使用ギター完全ガイド!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテ使用エフェクター完全ガイド!【レッチリの天才ギタリスト】
JOHN
ジョン・フルシアンテが若い頃使用したエフェクター紹介!【実際にBlood Sugarで使用した一覧】
JOHN
ジョン・フルシアンテがライブで使用したエフェクター解説!【Live in Hyde Parkで使用したエフェクター紹介】

JOHN FRUSCIANTE 記事一覧
sk blog トップページ

6月21日(月) 22日(火)

» LEARN MORE:「マストアイテム・QOL爆上げスマート家電」プライムデー開催中!

音声メディア「Audible」は楽にリテラシーが上がるから実用してる

移動中、ランニング中、入浴中、掃除中など「ながら読書」は読書が苦手な僕でも楽しめてる。

» LEARN MORE:人気なのはやはりビジネス系?「Audible」注目の売れ筋ランキング

シャンパンが愛される理由

JOHN
シャンパンの基礎!シャンパーニュはなぜ高価なのか?おすすめシャンパンやワインの基礎や種類も併せて解説します!
JOHN
ドン・ペリニヨンがプレゼントにおすすめな理由。シャンパンの賞味期限も解説【シャンパンの権威性・歴史】

記事が参考になりましたら幸いです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました