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本記事では、レッチリ(Red Hot Chili Peppers)のギタリスト、ジョン・フルシアンテ全ソロアルバムを時系列で整理・解説していきます。
ジョン・フルシアンテのソロデビューは1994年。
*Trickfinger名義のジョン・フルシアンテ作品は下記からどうぞ。
※ギター・マガジン最新号
ジョン・フルシアンテの新定番ペダル
ジョン・フルシアンテは新作Unlimited Loveのレコーディングで、MXRから提供された多くのペダルエフェクターを新たに採用しています。
中でもファズ「M236」、ディストーション「M78」、リバーブ「M300」はUnlimited Loveの各楽曲のサウンドメイクに大きな影響をもたらす重要なエフェクターとして「新たなレッチリサウンドを表現するジョン・フルシアンテの新定番ペダル」となること間違いなしですので、今のうちにチェックしておきましょう!
・ファズ
・ディストーション
・オーバードライブ
・リバーブ
※詳しくは下記の記事もどうぞ!
※ジョン・フルシアンテ最新情報
ジョンのアンプ、2/8/2020のアンドリュー・バークル追悼ライブの時はシルバージュビリー1台。今回はTV ShowもFonda TheatreもMajorが向かって右、JMP2203(Mid70s)と思われるアンプが左に。足元には引き続きSD-1と思われる黄色ペダルもあり。 pic.twitter.com/qvJNyvfR5t
— sk (@sk1984com) April 3, 2022
※目次もご活用くださいませ。
深みを増した極上のグルーヴ
1.全部で11作品
ジョン・フルシアンテは、1994年から2021年までに11枚のフルアルバムをリリースしています。作品タイトルは下記のとおりです。
→ | リリース | アルバムタイトル | レーベル |
---|---|---|---|
1st | 1994年11月 | Niandra LaDes and Usually Just a T-Shirt | American Recordings |
2nd | 1997年8月26日 | Smile From The Streets You Hold | Birdman Records |
3rd | 2001年2月13日 | To Record Only Water for Ten Days | Warner Bros. |
4th | 2004年2月24日 | Shadows Collide with People | Warner Bros. |
5th | 2004年6月22日 | The Will To Death | Record Collection |
6th | 2004年10月26日 | Inside Of Emptiness | Record Collection |
7th | 2005年2月1日 | Curtains | Record Collection |
8th | 2009年1月14日 | The Empyrean | Record Collection |
9th | 2012年9月12日 | PBX Funicular Intaglio Zone | Record Collection |
10th | 2014年4月8日 | Enclosure | Record Collection |
11th | 2020年10月23日 | Maya | Timesig |
上記の作品を、下記の分類で解説します。
- 若い頃:レッチリ脱退中&復帰後
- 30代の頃:Stadium Arcadium制作前後
- 近年:レッチリ円満脱退後&再復帰後
では、順にチェックしていきましょう!
2.若い頃:90年代
レッチリ脱退中(92年〜97年)
ジョン・フルシアンテは1992年にレッチリ脱退。
ジョン・フルシアンテは、20代の多くの時間を鬱と薬物中毒との闘病に苦しみました。
その期間中に制作されたアルバムが2作品がこちら。
闘病の中から生まれた作品であり、簡易的な録音環境のため限りなく「デモ音源」的な荒削りな2作品ですが、アイディアとハーモニーセンスが非凡です。レッチリのメロディアスで美しいメロディのアイディアが垣間見れる作品。
レッチリ復帰後(98年〜03年)
ジョン・フルシアンテは、鬱と薬物中毒の闘病生活を乗り越え、フリーのサポートも手伝って1998年にレッチリへ復帰します。
レッチリ復帰直後(1998年)に制作された作品はこちら。
- 3rdアルバム:To Record Only Water for Ten Days
- 2nd EP:Going Inside
- 1st配信限定アルバム:From the Sounds Inside
レッチリへの復帰作『Californication』で、レッチリを新境地に導いたジョン・フルシアンテ。
この成功は、ジョンへの評価が確かなものになり、ジョンは地位と名誉を手にしていきます。そうして、周囲からの正当な評価を得るようになったこの頃から「天才」は加速していきます。
若い頃のソロアルバム深堀り
こちらに「ジョン若い頃のソロアルバム」を、更に詳しくまとめています。
3.30代の頃:2000年代
Stadium Arcadium制作前(04年〜06年)
ジョン・フルシアンテは、レッチリのStadium Arcadium制作前の約1年間に「8作品」も制作しました。それがこちら。
- 4thアルバム:Shadows Collide with People
- 5thアルバム:The Will To Death
- アタクシア前編:Automatic Writings
- 3rd EP:DC EP
- 6thアルバム:Inside Of Emptiness
- ジョシュ連名作品:A Sphere In The Heart Of Silence
- 7thアルバム:Curtains
- アタクシア後編:AW Ⅱ
上記のジョンのソロ作品制作が完了した2004年9月から、レッチリのStadium Arcadiumの制作が開始されています。
超大作Stadium Arcadiumには、ジョンがソロ活動で得たアイディアが大きく影響しました。
Stadium Arcadiumで導入されている、モジュラーシンセや、サウンドエフェクトは、この期間にジョン・フルシアンテが磨き上げていったアイディア。
これらを踏まえてこの時期のジョンのソロ作品と、Stadium Arcadiumを聴くと、結構楽しい。
Stadium Arcadium制作後(06年〜08年)
ジョンは、Stadium Arcadiumリリース後の2006年12月から新たなソロ作品を制作します。それが下記のとおりです。
- 8thアルバム:The Empyrean
Stadium Arcadiumで大きな収穫を得たジョンは、以前にも増して音作りが精密になっていきます。
30代のソロアルバム深堀り
こちらに「ジョン30代頃のソロアルバム」を、更に詳しくまとめています。
4.近年:2009年〜
レッチリ円満脱退後(09年〜19年)
ジョン・フルシアンテは、8thアルバムまでアナログ・レコーディングを採用していました。
しかし、2009年以降は、デジタル・レコーディングを採用しています。
この変化の要因は、制作プロセスの変化と、使用機材がエレクトロニック・ミュージックに最適化されたことが大きいと思われます。
下記の画像にあるように、この頃のレコーディングには、お馴染みの62年製ストラトキャスターは使われておらず、ヤマハのSGシリーズを導入しています。
2009年以降の作品は下記のとおりです。
- 4th EP:Letur – Lefr
- 9thアルバム:PBX Funicular Intaglio Zone
- 5th EP:Outsides
- 10thアルバム:Enclosure
- 2nd配信限定アルバム:Renoise Tracks 2009 – 2011
- 6th EP(配信のみ):4-Tracks Guitar Music
- 7th EP:Foregrow
デジタル・レコーディングを採用したことでが、ジョン・フルシアンテの創作意欲は、更に加速していきます。
レッチリ再復帰後(19年〜)
2019年に丸10年の期間を経てレッチリに再復帰したジョン・フルシアンテ。
レッチリ再復帰後もジョンは、引き続き「レッチリで表現したい事」と「ソロで表現したい事」を明確にわけて活動しています。
- 11thアルバム:Maya
レッチリでは「ストラトの可能性を追求」しながら、「レッチリの可能性に挑戦」しつつ、ソロでは完全なる「プログラミングによる制作」を楽しんでいるようです。
2020年で50歳を迎えたジョン・フルシアンテ。まだまだその創作意欲は衰えることはなさそう、ファンとしては嬉しいかぎり。新作が楽しみです。
近年のソロアルバム深堀り
こちらに「ジョン近年のソロアルバム」を、更に詳しくまとめています。
ジョンが参加していたプログレバンド
下記の記事は、ジョンが参加していた「マーズ・ヴォルタ全アルバム紹介」をまとめています。
ジョンが参加したアルバム、楽曲を詳細にまとめました。
5.結論、多作
作品数の多さも流石ですが、ジョン・フルシアンテの作品は、各作品の濃度の高さ、クオリティの高さ、メロディの美しさなど、レッチリ・ファンや、ロック・リスナーを問わず、音楽が好きな方たちを魅了する魅力を持っています。
初期から年代順に聴くのも、気になるところから聴いていくのも問題なく楽しめると思いますので是非この機会にジョン・フルシアンテのソロ作品を聴いてみてくださいね。
こちらに「ジョン若い頃のソロアルバム」「ジョン30代頃のソロアルバム」「ジョン近年のソロアルバム」を、更に詳しくまとめています。ぜひこちらも合わせてお楽しみいただけたら幸いです。
こちらもあわせてどうぞ
» 「ジョン・フルシアンテ歴代ギター知りたいならコレ!【年代順アーカイブ】」
» 「ジョン・フルシアンテ音作り方法【結論:引き算】」
» 「レッチリ最新情報!2021年ジョン復帰後の新作進捗!」
» 「レッチリ2022世界ツアー情報!【図解ツアー順路】」
今日は以上です。
skでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
記事が参考になりましたら幸いです。
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